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「マーラー」 [読書]

▼読み終わった本
*「マーラー」
吉田秀和・著、河出文庫

マーラー

マーラー

  • 作者: 吉田 秀和
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2011/03/04
  • メディア: 文庫

【帯紹介】
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マーラー没後100年
吉田秀和のマーラー全1冊

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柴田南雄氏の「グスタフ・マーラー」を読んだばかりですが、こちらも文庫売り場で見かけたので購入しました。

去年9番と4番をやったのに続き、今年の夏はマーラーの交響曲第5番を演奏する予定なので、ちょっと勉強しようと思っているわけです。
ちなみに、去年(2010年)はマーラーの生誕150年、そして今年(2011年)は没後100年だそうです。
(誕生日を迎える前に亡くなったので享年50)

さて、この本は音楽評論家、吉田秀和氏のマーラーに関する文章、17編が収められています。

「文庫あとがき」を見ると、「マーラーは戦後だってごくたまにしかひかれなかった。戦後しばらくは専ら第一交響曲かせいぜい第四。山田一雄がN響で第二とか第三をやると、特別評判になった。外来の楽団の演目もそんな程度だった。」とあります。

随分前のことになりますが、自分自身、山田一雄氏の指揮で、2番も3番、さらに6番なども演奏する機会に恵まれました。

そして、前述のように去年は9番と4番を演奏しましたし、今年は5番をやる予定になっています。

去年から今年の「マーラー・イヤー」における取り上げられ方、特にアマチュア・オーケストラがマーラーの作品を頻繁に取り上げているのを考えると、まさに「隔世の感」があります。

大学時代に6番の交響曲を初めて演奏したときは、マーラーの交響曲のレコード(!)の数(種類)はまだそんなに多くなかったのですが、先輩の家に入り浸っては、いろんな演奏を聴きました。

バルビローリやショルティの演奏をよく聞いた覚えがあります。
1960年の「生誕100年」にあたってマーラー・ブームを巻き起こしたのは、バーンスタインの力が大きかったという話ですが、そういえばあの頃、バーンスタインの演奏はあまり聴かなかったような…。

などと、マーラーについての思いは尽きませんが、夏の演奏会までにはもっと勉強しようと思います。

来月には映画も公開されるという話ですし…。

▽購入した本
*「指揮者の仕事術」
伊東乾・著、光文社新書

指揮者の仕事術

指揮者の仕事術

  • 作者: 伊東 乾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/18
  • メディア: 新書


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