「マーラー 君に捧げるアダージョ」 [テレビ・映画]
映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」を見に行きました。
【パンフレット表紙】
原題は"Mahler auf der Couch"=「長椅子の上のマーラー」だそうです。
映画は、マーラーが『診療』(精神分析?)を受けるためにフロイトのところへ向かう場面から始まります。
1910年ですから、亡くなる前の年、マーラー50歳です。
『診療』を必要とする理由は、妻・アルマの『不倫』。
フロイトの診察は、マーラーが長椅子の上に寝そべる形で行われ…。
というあたりで、ネタバレ防止のため中身の紹介はやめておきます。
映画の中では、マーラーの交響曲10番がずっと流れています。
不安定な精神状態を表すかのような通常あり得ないような大きい跳躍を含むメロディー、『現代音楽』を思わせる不協和音など、まさにマーラーの心の中を映し出しているのかもしれません。
そして、アルマとの関係が順調だった時期の映像には、交響曲5番の4楽章「アダージェット」が使われています。
「アルマへのラブレター」とも言われている曲です。
楽譜の清書(浄書)をアルマが手伝ったと言われているそうです。
まだ「お知らせ」(告知)してませんが、来月末に出演予定の演奏会では、マーラーの交響曲第5番を演奏する予定です。
というわけで、今回の映画も半分は『勉強』のためでした。
そういえば、うちには「マーラー」という映画のDVDがあります。
この映画でも、妻・アルマとの関係が重要なテーマだったように記憶しています。
2人の関係が、創作意欲をかき立てるのかもしれません。
アルマはマーラーより19歳若く、結婚前はウィーン社交界の「花」だったのだそうです。
そして、前記の「不倫」もそうですが、マーラーの死後も幾多の男性遍歴があったのだとか。
アルマが亡くなったのは1964年なので、思ったよりも最近であることに、ちょっと驚かされます。
【パンフレット表紙】
原題は"Mahler auf der Couch"=「長椅子の上のマーラー」だそうです。
映画は、マーラーが『診療』(精神分析?)を受けるためにフロイトのところへ向かう場面から始まります。
1910年ですから、亡くなる前の年、マーラー50歳です。
『診療』を必要とする理由は、妻・アルマの『不倫』。
フロイトの診察は、マーラーが長椅子の上に寝そべる形で行われ…。
というあたりで、ネタバレ防止のため中身の紹介はやめておきます。
映画の中では、マーラーの交響曲10番がずっと流れています。
不安定な精神状態を表すかのような通常あり得ないような大きい跳躍を含むメロディー、『現代音楽』を思わせる不協和音など、まさにマーラーの心の中を映し出しているのかもしれません。
そして、アルマとの関係が順調だった時期の映像には、交響曲5番の4楽章「アダージェット」が使われています。
「アルマへのラブレター」とも言われている曲です。
楽譜の清書(浄書)をアルマが手伝ったと言われているそうです。
まだ「お知らせ」(告知)してませんが、来月末に出演予定の演奏会では、マーラーの交響曲第5番を演奏する予定です。
というわけで、今回の映画も半分は『勉強』のためでした。
そういえば、うちには「マーラー」という映画のDVDがあります。
この映画でも、妻・アルマとの関係が重要なテーマだったように記憶しています。
2人の関係が、創作意欲をかき立てるのかもしれません。
アルマはマーラーより19歳若く、結婚前はウィーン社交界の「花」だったのだそうです。
そして、前記の「不倫」もそうですが、マーラーの死後も幾多の男性遍歴があったのだとか。
アルマが亡くなったのは1964年なので、思ったよりも最近であることに、ちょっと驚かされます。
…いかん!またアマゾンをもうけさせてしまいそうな私が…(苦笑)。
by 青沢東(QMY) (2011-06-08 07:11)
マーラーの奥さんと自分は何年か、
同じ時を生きていたんだ!
by manamana (2011-06-08 10:10)
ケン・ラッセルの映画、劇場で見たはずなのですが、ストーリーとかぜんぜんおぼえていません(;^_^A 第10は後世の人の補作ですが、それでも捨ててしまうには惜しい、とても美しい曲だと思います。
by stbh (2011-06-12 01:41)
青沢東さま
我慢すると身体に毒ですよ!^_^);;;
by Lionbass (2011-06-14 20:33)
manamanaさま
「シャネルとストラヴィンスキー」の映画を見たとき、同じようなことを思いました。
まあ、自分の年齢を考えれば不思議はないわけなんですが…。
by Lionbass (2011-06-14 20:34)
stbhさま
私もうろ覚えですが…。
近いうちに見直そうと思ってます。
最初に鉄道が出てくるところなど今回の映画と似てるところがあるかも…。
10番は「現代音楽」ばりの不協和音が耳に残ります。
by Lionbass (2011-06-14 20:37)
こんにちは。
ご訪問をありがとうございました。
この夫婦の時代はそれほど遠い昔の話ではないのですよね。
その前に「ナンネル・モーツァルト」を観たのもあって、
最初はそこまで時代が近いとは思えませんでした☆
by non_0101 (2011-06-29 08:51)