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「原発安全革命」 [読書]

▼読み終わった本
*「原発安全革命」
古川和男・著、文春新書


原発安全革命

原発安全革命

  • 作者: 古川 和男
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05
  • メディア: 単行本


【帯紹介】
******************************
『「原発」革命』緊急増補新版
全く発想の違う「液体」「トリウム」「小型」

この原発なら
福島もチェルノブイリ
も起きなかった!

******************************

帯にあるように、これまでのウラン(時にプルトニウム)を燃料とする原子炉ではなく、ウランより原子番号が2少ない90の元素、トリウムを燃料として使う新しい形・発想の原子炉の優位性を説いた本です。

前に読んだ「いまだから知りたい 元素と周期表の世界」にも触れられていましたが、トリウムを使った原子炉については、これまでも研究が行われてきたそうです。

発電の際の安全性が高いのに加え、プルトニウムを含む有害な放射性廃棄物を減らすことができ、兵器への利用も難しくなるなど、様々な利点があるということです。
逆に最後の軍事利用が難しいという点が、普及へのネックなのかもしれませんが…。

▽購入した本
*「外来語言い換え手引き―分かりやすく伝える」
国立国語研究所「外来語」委員会・編、ぎょうせい


外来語言い換え手引き―分かりやすく伝える

外来語言い換え手引き―分かりやすく伝える

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 単行本



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コメント 2

YAP

トリウムというものを知りませんでした。
兵器に使いにくいということは、得られるエネルギもそこまで大きくないということなのでしょうか?
それが発電に適しているのかとか、いろいろと疑問や興味がわいてきます。
いずれにしても、今のままの原発を推進というのは、リスクの莫大さがわかった今、あり得ないことなのでしょう。
by YAP (2011-08-09 12:54) 

Lionbass

YAPさま
うまく説明できるほどちゃんと理解してませんが、「兵器に使いにくい」というのは、「隠しにくい」という面があるのは分かりました。
詳しくは本を読んでみてください。m(_ _)m
by Lionbass (2011-08-14 20:28) 

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