N響=デュトワの「千人の交響曲」を聴く【N響12月A定期】 [音楽・楽器]
1週間前にNHK交響楽団定期演奏会でマーラーの歌曲と交響曲第4番を聴いたばかりですが、きのうもまたN響定期でマーラーの交響曲でした。
没後100年の「マーラー・イヤー」の締めくくりは、交響曲第8番「千人の交響曲」。
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NHK交響楽団 第1715回定期演奏会
日時:2011年12月4日(日)午後3時開演
場所:NHKホール(東京・渋谷)
指揮:シャルル・デュトワ(名誉音楽監督)
独唱:エリン・ウォール(ソプラノ)
中島彰子(ソプラノ)
天羽明惠(ソプラノ)
イヴォンヌ・ナエフ(アルト)
スザンネ・シェーファー(アルト)
ジョン・ウィラーズ(テノール)
青山貴(バリトン)
ジョナサン・レマル(バス)
合唱:東京混声合唱団(合唱指揮:松井慶太)
児童合唱:NHK東京児童合唱団(合唱指揮:加藤洋朗)
ゲストコンサートマスター:ダンカン・リデル
(ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)
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【NHKホール】
指揮は名誉音楽監督のデュトワ。
去年4月のフィラデルフィア管弦楽団の演奏会で聴いて以来です。
ご存じの方には説明不要だと思いますが念のため。
「千人」とは、マーラー自身の命名ではなく、初演の際のポスターに書かれていた宣伝文句なのだとか。
演奏に、合唱を含む多くのメンバーが必要なことからそう呼ばれています。
そして、この日の演奏会のステージ上(一部ステージ外)の人数は以下の通り。
弦楽器は1st バイオリン=20/2nd バイオリン=18/ビオラ=16/チェロ=14/コントラバス=12。
木管楽器はフルート=6(ピッコロ含む)/オーボエ=5(イングリッシュホルン含む)/クラリネット=6(バスクラリネットなど含む)/ファゴット=5(コントラファゴット含む)。
金管楽器はホルン=9/トランペット=5/トロンボーン=4/テューバ=1。
このほかにバンダ(ステージ以外=客席2階に配置)のトランペット=4/トロンボーン=3。
それにティンパニ2組を含む打楽器多数。
ハープ4人、チェレスタ、ピアノ、オルガン。
(定年で退団した元団員の顔もちらほら見えました。)
合唱は、正確に数えられませんでしたが、男声が100人ちょっと、女声が120人くらい、児童合唱が110人くらいいたのではないかと思います。
独唱者が女声=5/男声=3。
合唱+独唱者で340〜350人くらい。
オケが弦楽器80人、管楽器が48人、打楽器・鍵盤楽器が12〜13人で合計約140人。
合計すると全部で480〜490人前後の計算です。
さすがのNHKホールも、奏者がステージから落ちそうな感じでした。
オーケストラの演奏会でも、編成が小さいと50〜60人のこともありますからね…。
合唱団は開演10分前くらいに入場を始めましたが、入り終わったのは午後3時を5分くらい過ぎていました。
コントラバス12人は壮観でした。
管楽器は見た目としては案外普通。
合唱があれだけいると、やはりオケが140人いてもそんなに多く感じませんでした。
シンバルが3人同時に叩いてもうるさく感じないし…。
まあ、人数は音楽の本質にはあまり関係ないのでこのくらいにして、演奏の話。
やはりN響は緻密で、(一部の金管楽器を除き)安心して聴いていられます。
そして、さすがの大迫力でした。
特にオルガンが入ると迫力が違います。
ただ、さすがに1時間30分は長かった!
聴いていて緊張感を持続するのにちょっと苦労しました。
N響の定期会員になったのは、この「千人」を聴くのが最大の目的でした。
生で聴いたのは初めてでしたが、満足しました。
(弾いたことはもちろんありません。)
そういえば、入場券は売り切れなのに、私の両隣(左1席、右2席)は空席のままでした。
せっかくのチケットなのにもったいない。
(ちなみにN響の今月の定期公演は全部売り切れのようです。)
マーラーの交響曲は、「大地の歌」(本来第9番にあたるものの「交響曲」と名付けなかった)と未完の第10番を入れて全部で11曲ありますが、自分で演奏したことないのは7番と8番(千人)。
(この先も演奏機会はないだろうと思いますが…。)
没後100年の「マーラー・イヤー」の締めくくりは、交響曲第8番「千人の交響曲」。
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NHK交響楽団 第1715回定期演奏会
日時:2011年12月4日(日)午後3時開演
場所:NHKホール(東京・渋谷)
指揮:シャルル・デュトワ(名誉音楽監督)
独唱:エリン・ウォール(ソプラノ)
中島彰子(ソプラノ)
天羽明惠(ソプラノ)
イヴォンヌ・ナエフ(アルト)
スザンネ・シェーファー(アルト)
ジョン・ウィラーズ(テノール)
青山貴(バリトン)
ジョナサン・レマル(バス)
合唱:東京混声合唱団(合唱指揮:松井慶太)
児童合唱:NHK東京児童合唱団(合唱指揮:加藤洋朗)
ゲストコンサートマスター:ダンカン・リデル
(ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)
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【NHKホール】
指揮は名誉音楽監督のデュトワ。
去年4月のフィラデルフィア管弦楽団の演奏会で聴いて以来です。
ご存じの方には説明不要だと思いますが念のため。
「千人」とは、マーラー自身の命名ではなく、初演の際のポスターに書かれていた宣伝文句なのだとか。
演奏に、合唱を含む多くのメンバーが必要なことからそう呼ばれています。
そして、この日の演奏会のステージ上(一部ステージ外)の人数は以下の通り。
弦楽器は1st バイオリン=20/2nd バイオリン=18/ビオラ=16/チェロ=14/コントラバス=12。
木管楽器はフルート=6(ピッコロ含む)/オーボエ=5(イングリッシュホルン含む)/クラリネット=6(バスクラリネットなど含む)/ファゴット=5(コントラファゴット含む)。
金管楽器はホルン=9/トランペット=5/トロンボーン=4/テューバ=1。
このほかにバンダ(ステージ以外=客席2階に配置)のトランペット=4/トロンボーン=3。
それにティンパニ2組を含む打楽器多数。
ハープ4人、チェレスタ、ピアノ、オルガン。
(定年で退団した元団員の顔もちらほら見えました。)
合唱は、正確に数えられませんでしたが、男声が100人ちょっと、女声が120人くらい、児童合唱が110人くらいいたのではないかと思います。
独唱者が女声=5/男声=3。
合唱+独唱者で340〜350人くらい。
オケが弦楽器80人、管楽器が48人、打楽器・鍵盤楽器が12〜13人で合計約140人。
合計すると全部で480〜490人前後の計算です。
さすがのNHKホールも、奏者がステージから落ちそうな感じでした。
オーケストラの演奏会でも、編成が小さいと50〜60人のこともありますからね…。
合唱団は開演10分前くらいに入場を始めましたが、入り終わったのは午後3時を5分くらい過ぎていました。
コントラバス12人は壮観でした。
管楽器は見た目としては案外普通。
合唱があれだけいると、やはりオケが140人いてもそんなに多く感じませんでした。
シンバルが3人同時に叩いてもうるさく感じないし…。
まあ、人数は音楽の本質にはあまり関係ないのでこのくらいにして、演奏の話。
やはりN響は緻密で、(一部の金管楽器を除き)安心して聴いていられます。
そして、さすがの大迫力でした。
特にオルガンが入ると迫力が違います。
ただ、さすがに1時間30分は長かった!
聴いていて緊張感を持続するのにちょっと苦労しました。
N響の定期会員になったのは、この「千人」を聴くのが最大の目的でした。
生で聴いたのは初めてでしたが、満足しました。
(弾いたことはもちろんありません。)
そういえば、入場券は売り切れなのに、私の両隣(左1席、右2席)は空席のままでした。
せっかくのチケットなのにもったいない。
(ちなみにN響の今月の定期公演は全部売り切れのようです。)
マーラーの交響曲は、「大地の歌」(本来第9番にあたるものの「交響曲」と名付けなかった)と未完の第10番を入れて全部で11曲ありますが、自分で演奏したことないのは7番と8番(千人)。
(この先も演奏機会はないだろうと思いますが…。)
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