SSブログ

「同性愛の謎」 [読書]

▼読み終わった本
*「同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか」
竹内久美子・著、文春新書


同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか

同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか

  • 作者: 竹内 久美子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/01
  • メディア: 単行本

【帯紹介】
******************************

天才・三島もケインズも
オスカー・ワイルドもびっくり!

ゲイは遺伝する?
左の××が右より大きい?
男兄弟の数が多い?
○○○が太くて立派?

彼らが存在する理由がついに明らかに!
******************************

この著者の本は、ブログを始めて以降は「女は男の指を見る」だけですが、それ以前にも何冊か読んだことがありますし、週刊文春の連載も読んでます。

著者は、簡単にいうと、人間に関するいろんな不思議なことを「遺伝子」をキーワードに解き明かしています。
(もちろん、「遺伝子がすべてが決まる」と主張しているわけではありません。)

この本も「同性愛者は子孫を残す確率が低いのに、なぜその数が減らないのか」という不思議(疑問)について、遺伝子の話を中心に生物学的に探究し、一つの結論を導き出しています。
(その「結論」についてはここでは伏せておきます。)

その過程では、男性と女性の脳の違いを説明し、男性同性愛者の脳が、ある意味「超女性的」であることが明らかにされるなど、興味深い話が満載。
私はその傾向はありませんが、読み手個人の性癖に関係なく、楽しめる本ではないかと思います。

▽購入した本
*「日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典」
蛇蔵&海野凪子・著、幻冬舎

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

  • 作者: 蛇蔵
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/08/25
  • メディア: 単行本



nice!(8)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 8

コメント 4

ぬれぴよこ

「子孫を残す確率が低いのに・・・」言われてみれば本当ですね!
読んでみたくなりました。
by ぬれぴよこ (2012-03-19 23:34) 

ちんくろ2級

なるほど、古典にある、古来人間は背中合わせに二人がくっついた形で、男女、男男、女女・・・と三つの種があった。
神をも畏れぬようになった人間を、神が背中で分け賜うた。
それゆえ、今でも人間はもともとくっついていた相手を求めるのである。
という秘密は遺伝子にありだったのですね。
by ちんくろ2級 (2012-03-21 19:45) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
「両刀づかい」の人もいるそうですけどね…。
ご興味あれば読んでみてください。
by Lionbass (2012-03-22 12:29) 

Lionbass

ちんくろ2級さま
へえ!そんな古典があるんですね。
(すみません。浅学にして知りません。)
今度教えてください。m(_ _)m
by Lionbass (2012-03-22 12:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。