メキシコシティー旧市街と遺跡を見る【2012夏休みメキシコ＆キューバ旅行(06)】

「迫力のメキシコ民族舞踊公演を見る【2012夏休みメキシコ＆キューバ旅行(05)】」から続きます。

ベジャス・アルテス宮殿（劇場）でのメキシコ民族舞踊の公演を鑑賞したあとは、家人の知人（奥様）が迎えにきてくれて、一緒にメキシコシティーの旧市街を見て回ります。

とってもいい天気。
気温は30度を超えているかも。
朝は15度くらいだったのですが…。

目立つ建物はラテン・アメリカン・タワー。
1950年代の建設で、42階建てだそうです。


こちらは「青いタイルの家」という建物。
1600年代に支倉常長が滞在したそうです。


付近の通りですが、人通りは少なめ。


看板などの色づかいに規制があるとのことで、セブン・イレブンもマクドナルドもこんな感じ。



そして、メキシコシティー旧市街の中心、ソカロ（中央広場）に到達。（正式には「憲法広場」というそうです。）
スペイン人が、アステカの神殿を破壊したあととのこと。


9月中旬の革命記念日に向け、メキシコ国旗の3色を使った飾り付けが華やかです。



こちらは、広場に面した場所に立つ大聖堂「カテドラル・メトロポリターナ」。
なかなか壮大な建物なのですが、じつは破壊したアステカの神殿の石材を使って建てられたそうです。



日曜のお昼ということで、ミサが行われています。
立派なパイプオルガンが。



続いて、すぐ隣のアステカの神殿跡（発掘現場）を見に行きます。
「テンプロマジョール」（大寺院）といいます。








アステカ時代の貴重な遺跡が埋もれているのですが、その石材を使って上に立てられたスペイン風の建物も、すでに500年以上経過していて、歴史的価値が高いため、壊すわけにもいかないのだとか。
なんだか複雑です。

ちなみに、一帯は元々は湖か湿地帯だったそうです。
現在でも地盤が弱く、（写真では分かりにくいですが）多くの建物が傾いています。

旧市街の観光をひと通り終えて、次の目的地に向かいます。
こちらは、途中にあった古い郵便局の建物。


午前中のマラソンの影響か、なかなかタクシーが捕まりません。
（写真の車はいずれも客が乗ってます。）



だいぶ歩いたので、近くのホテルに入り昼食にします。
まずはボエミア・ビールで乾杯。
テーブルにメキシコ国旗が飾られてます。
食事は軽くサンドイッチです。


（つづく）

タグ：メキシコ 旅行 夏休み ソカロ テンプロマジョール アステカ スペイン カテドラル カトリック

コメント 4

メキシコは素敵なところですね(^^)v
マクドナルドも、セブンイレブンも似たような看板になっていますが、
景観の問題なのでしょうか。
古代の遺跡に、素敵な教会・・・うっとりしちゃいました♪
by soraaane (2012-09-26 07:41) 

映画の撮影でも使えそうないい街並みですね。
セブンイレブンやマックも渋いです。
こんな街中に古代遺跡があるというのも驚きました。
維持保存が大変でしょうね。
by YAP (2012-09-26 08:11) 

soraaaneさま
「都会」の割には高層建築が少ないみたいですね。
特にこの旧市街はラテンアメリカ・タワー以外は高いビルはなさそうでした。
京都も景観には気をつかっていると思いますが、どこか違いますね。
by Lionbass (2012-09-30 19:06) 

YAPさま
「渋い看板のマクドナルド」って、どこか他の国でも見た覚えがあるのですが、どこだったか忘れました。＜苦笑＞
by Lionbass (2012-09-30 19:08)