「家庭交響曲」はなかなか大変そうでした【11月のN響B定期を聴く】 [音楽・楽器]
10月は仕事のため家族に譲ったので、2ヵ月ぶりにN響B定期を聴きに行きました。
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NHK交響楽団第1741回定期演奏会
日時:2012年11月21日(水)午後7時開演
会場:サントリーホール大ホール(東京・赤坂)
指揮:エド・デ・ワールト
独奏:ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
曲目:メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
リヒャルト・シュトラウス 「家庭交響曲」
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木曜日の定期会員になっているのですが、都合により水曜日に振り替えました。
N響は同じプログラムを2日連続でやるわけですが、通常、1日目の方にテレビカメラが入っていて、FM放送で生中継されています。
きのうはステージ真後ろのオルガンの前の席だったので、テレビに映っているかも…。
演奏ですが、まずはメンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」。
イギリス・スコットランドに旅行したときの印象をもとに作曲したそうで、ちょっと陰鬱な感じの中に、ときどき日が射すような曲です。
小さめの編成で1stヴァイオリンがたぶん12人でコントラバスは4人。
メンデルスゾーンの曲は、どれもコントラバスに細かいパッセージがあって、結構大変なのですが、もちろんN響のことですから一糸乱れぬ整った演奏でした。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲は、子供や学生の課題としてよく演奏されるので、オーケストラよりもピアノ伴奏の印象が強いような気がします。
ソリストのヤンセンはオランダ人だそうですが、音がとても柔らかい感じを受けました。
ステージの後ろ側から聴いていたからかもしれません。
でも、柔らかい一方で、とても力強い部分もあり、素敵な演奏でした。
休憩後はシュトラウスの「家庭交響曲」。
この曲、演奏したことがありませんし、耳にする機会もなかなかありません。
(ほかに「ツァラツストラはこう語った」も「英雄の生涯」も「ドン・キホーテ」も未経験ですが…。)
ほぼ初めて聴いた印象は、「大変そうな曲だな」というのが率直なところ。
コントラバスにもトランペットにも目立つハイトーン(高い音)があって、アマチュアがなかなか取り上げないのもそのあたりにも理由があるのかも。
演奏終了後は、トランペットの首席を、周りの管楽器奏者が讃えてました。
聴いた後にプログラムの解説を読んだのですが、シュトラウスの夫婦・家族関係が曲に反映されているのだそうです。
そう思うと、余計大変な曲に思えてきました。(笑)
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NHK交響楽団第1741回定期演奏会
日時:2012年11月21日(水)午後7時開演
会場:サントリーホール大ホール(東京・赤坂)
指揮:エド・デ・ワールト
独奏:ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
曲目:メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
リヒャルト・シュトラウス 「家庭交響曲」
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木曜日の定期会員になっているのですが、都合により水曜日に振り替えました。
N響は同じプログラムを2日連続でやるわけですが、通常、1日目の方にテレビカメラが入っていて、FM放送で生中継されています。
きのうはステージ真後ろのオルガンの前の席だったので、テレビに映っているかも…。
演奏ですが、まずはメンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」。
イギリス・スコットランドに旅行したときの印象をもとに作曲したそうで、ちょっと陰鬱な感じの中に、ときどき日が射すような曲です。
小さめの編成で1stヴァイオリンがたぶん12人でコントラバスは4人。
メンデルスゾーンの曲は、どれもコントラバスに細かいパッセージがあって、結構大変なのですが、もちろんN響のことですから一糸乱れぬ整った演奏でした。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲は、子供や学生の課題としてよく演奏されるので、オーケストラよりもピアノ伴奏の印象が強いような気がします。
ソリストのヤンセンはオランダ人だそうですが、音がとても柔らかい感じを受けました。
ステージの後ろ側から聴いていたからかもしれません。
でも、柔らかい一方で、とても力強い部分もあり、素敵な演奏でした。
休憩後はシュトラウスの「家庭交響曲」。
この曲、演奏したことがありませんし、耳にする機会もなかなかありません。
(ほかに「ツァラツストラはこう語った」も「英雄の生涯」も「ドン・キホーテ」も未経験ですが…。)
ほぼ初めて聴いた印象は、「大変そうな曲だな」というのが率直なところ。
コントラバスにもトランペットにも目立つハイトーン(高い音)があって、アマチュアがなかなか取り上げないのもそのあたりにも理由があるのかも。
演奏終了後は、トランペットの首席を、周りの管楽器奏者が讃えてました。
聴いた後にプログラムの解説を読んだのですが、シュトラウスの夫婦・家族関係が曲に反映されているのだそうです。
そう思うと、余計大変な曲に思えてきました。(笑)
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