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ブゾーニとシェーンベルクとブラームスを聴く【N響1月B定期】 [音楽・楽器]

きのうはN響B定期を聴きにサントリーホールに行きました。

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NHK交響楽団 第1746回定期公演 Bプログラム
日時:2013年1月17日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール
指揮:デーヴィッド・ジンマン
独奏:エレーヌ・グリモー(ピアノ)
曲目:ブゾーニ「悲しき子守歌~母の棺に寄せる男の子守歌」
   シェーンベルク「浄められた夜」
   ブラームス ピアノ協奏曲第2番
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ブゾーニの曲を聴くのは(たぶん)初めて。
というか、名前は聞いたことありましたが、いつごろの時代の作曲家なのかもよく知りませんでした。
ちなみに1866年生まれ、1924年没で、イタリアで生まれドイツで活躍したそうです。

この曲(「悲しき子守歌~母の棺に寄せる男の子守歌」)は1909年の作曲。
弦楽器は各6人。
「各」と言っても、ヴァイオリンは1st/2ndはなく全部で6人で、1stから4人、2ndからは山口さん、大林さんのお2人が参加してました。
そしてヴィオラ、チェロ、コントラバスも6人ずつ。
さらに管楽器はフルート=3、オーボエ=1、クラリネット=2、バスクラリネット=1、ホルン=4。
ほかにゴング(銅鑼)、チェレスタ、ハープというとても変わった編成でした。
曲は静かに始まって、「なるほど母親の死を悼む曲なんだな」という感じを受けました。

1909年というと、マーラーやリヒャルト・シュトラウス、ラフマニノフら「後期ロマン派」の作曲家が活躍する一方、「現代音楽」の萌芽も見られた時代。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」が物議を醸すまで、わずか4年なんですね。
(今年は「春の祭典」100周年だそうです。)

次のシェーンベルク「浄められた夜」は去年、フィオリ・ディ・チリェージォ合奏団の演奏会で聴きましたが、きのうの演奏は「さすがN響」という感じでした。
(フィオリ・ディ・チリェージォ合奏団もなかなかの演奏だったのですが…。)


そして、ブラームスのピアノ協奏曲第2番去年2月に自分でも演奏したばかり。
曲の中身がよく分かっているので、とても楽しんで聴くことができました。
3楽章のチェロのソロ(木越さん)はさすがという感じ。
でも、ピアノ独奏は、自分で弾いた時の伊藤恵さんの演奏の方が好みだったような気もします。
グリモーのソロより、なめらかでこなれた感じがしました。
(個人の感想です。笑)

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