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読響の「悲劇的」を聴く<2日連続のマーラー演奏会(1)> [音楽・楽器]

マーラーは結構好きなので、演奏会に足を運ぶようにしています。
きのう(19日)ときょうの2日連続でマーラーの交響曲を聴きました。

きのうは読売日本交響楽団(指揮:シルヴァン・カンブルラン)交響曲第6番イ短調「悲劇的」
場所はサントリーホール。(プログラムはこの曲のみ)

IMG読響201303.jpg

そんなに演奏機会の多い曲ではないので、プロの演奏を聴くのはたぶん2006年のアッバード指揮、ルツェルン祝祭管弦楽団演奏会(下記)以来だと思います。

「ルツェルン祝祭管・マーラー6番を聴く(上)」
「ルツェルン祝祭管・マーラー6番を聴く(中)」
「ルツェルン祝祭管・マーラー6番を聴く(下)」


とっても活気があって、見どころの多い演奏でした。
1時間20分くらいかかる長大な曲ですが、長さを感じませんでした。
2組のティンパニを左右に配置したり、4楽章に出てくるハンマーは指揮者の正面(真ん中)で叩いたり、視覚的にも音響的にも面白いと思いました。
弦楽器は、2ndヴァイオリンが上手、ヴィオラが1stヴァイオリンの隣りという配置でした。


(ところで)実はこの曲、大学オケ1年生のときに演奏しました。
日本ではアマチュアとしての初演だったそうです。
なので、いろいろと思い出があります。
もちろん当時は(今も?)弾けないところが多かったんですが…。

思い出の一つは、コントラバスからテューバに転向させられそうになったこと。
4楽章にテューバの重要なソロがあるのですが、当時4年生しかいなくて、演奏会に出られないという話で、高校までテューバを吹いていた私に、転向の打診がありました。
コントラバスを弾くことに決めていたのでお断りしましたが、きのうの読響も「引き受けていれば、このソロを吹かせてもらえたんだなあ」などと思いながら聴いてました。
テューバ奏者だったら、その後のアマオケ人生も変わっていたかもしれません。

その他にも、冒頭のA(ラ)の音をどうやって弾くか(開放弦か押さえるか)議論したり、毎週のように先輩の家に集まってレコードを聴いたりしたのを思い出します。

ちなみに、大学のときの演奏会場は、東京・上野の東京文化会館でした。
当時はまだサントリーホールも出来ておらず、クラシック専用のホールはそこしかない時代でした。

そして、その演奏はLPレコード(!)になって残っているのですが、今やレコードプレーヤーがないので、聴くことができません。
(もちろんデジタル化してくれるサービスはあるので、頼めばいいんですが…。)
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しおつ

もう25年程前の成人式の時、記念演奏をしてくれたのが
読売と名の付く交響楽団だったので、こちらの楽団だったのかな?
成人式にこんな立派な演奏聞けるんだと当時思っていたのを記憶してます。
by しおつ (2013-03-21 15:16) 

Lionbass

しおつさま
他には読売の付くオーケストラはなさそうですね。
ひょっとして某・公の「組織」の成人式でしたか?
それともどこかの地方自治体(市町村)ですか?
by Lionbass (2013-03-25 16:01) 

しおつ

記念公演は、東京の日野市での成人式でした。
市民会館で行われました。
by しおつ (2013-04-09 23:14) 

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