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「マエストロの白熱教室」 [音楽・楽器]

おととい日曜日は午前中に某オケの練習。
午後は「マエストロの白熱教室」という『公演』(公開授業)を見に行きました。

横浜市青葉区にあるフィリアホールの主催事業だそうです。

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「マエストロの白熱教室 ~指揮者・広上淳一の音楽道場~」
日時:2013年9月29日(日)午後1時開演
会場:青葉区民文化センターフィリアホール(横浜市青葉区)
出演:広上淳一ほか東京音楽大学指揮科教員
   東京音楽大学指揮科学生(指揮)
   東京音楽大学器楽科学生によるオーケストラ(管弦楽)
課題:ベートーヴェン 交響曲第8番ヘ長調
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東京音大の指揮科での広上教授の授業は、去年、NHKで番組として放送されました。
『心を鍛える音楽道場 ~指揮者・広上淳一と弟子たち~』
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/118998.html

今回のフィリアホールでも、授業の様子をなるべくそのまま見せるようにしたとのこと。

指揮科の学生や大学院生、それに聴講生(社会人)がそれぞれベートーヴェンの8番を指揮して、それに同級生や講師陣がコメントし、それを受けて広上教授が講評するという流れで授業は進行しました。
まあいろんな振り方があるもので、やはり「個性」が現れるものですね。

ただ、振り方に個性があった割には、演奏の方はあまり『振れ幅』というか変化が少ない気がしました。
1楽章冒頭は、入れ代わり立ち代わり10人かそれ以上が指揮したのですが、速度(テンポ)が全員ほぼ同じ。
途中に出てくる速度の変化(リタルダンド→ア・テンポ)も同じように聞こえました。

ということは、オーケストラ(東京音大の器楽科の学生で編成)は指揮をあまり見ていないのかもしれません。
誰が振ろうがオケは勝手に演奏していて、「指揮者」はそれに合わせて指揮棒を振り回しているだけだったりして…。

プログラムによると、午後1時~4時の3時間の予定で、1時間ごとに休憩を入れる、と案内されていたのですが、実際に終わったのは午後4時半。
休憩も1回だけで、それだけ熱のこもった授業だったと言えるかもしれません。

ともあれ、最近指揮者をやっている身としては、とても参考になりました。
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