「オーケストラの文化史」「メロディ日本人論」「さよならドビュッシー前奏曲」=読み終わった本(2014.02) [読書]
「読み終わった本」リスト(忘備録)、2014年02月分です。
楽譜(スコア)とか雑誌も読んでいたので、普通の書籍は少なめです。
▼読み終わった本
*「オーケストラの音楽史: 大作曲家が追い求めた理想の音楽」
パウル・ベッカー著、松村哲哉・訳、白水社
オーケストラと西洋音楽の進歩・歴史について記した本。
著者のベッカーはユダヤ系ドイツ人で、1930年代にアメリカに移住。
ヴァイオリン奏者から音楽評論家に転じたそうです。
この本は1936年の出版で、ストラヴィンスキーやシェーンベルクあたりまでのいわゆる「クラシック音楽」の歴史が綴られています。
バルトークやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチらは出てきません。
とても勉強になる本で、「佐村河内問題」について考えるに際しても参考になると思います。
▼読み終わった本
*「メロディ日本人論―演歌からクラシックまで」
みつとみ俊郎・著、新潮選書
先に「メンデルスゾーンと演歌とクレズマー」の話を書きましたが、この本は大いに参考になりました。
古書店で購入したのですが、1987年の出版だそうです。
みつとみ氏の著書は「オーケストラの秘密」を6年前に読んでます。
当時の記録を見ると、なかなかお手軽な読みやすい本だったようです。
▼読み終わった本
*「さよならドビュッシー 前奏曲 要介護探偵の事件簿」
中山七里・著、宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
以前読んだ「さよならドビュッシー」の『前段階』にあたるお話を集めた短編集。
脳梗塞で下半身不随となり車椅子生活を送りながら、企業のトップを務めるかたわら、いろんな事件を解決する「素人探偵」、香月玄太郎を主人公にしています。
いつも新書や「お勉強」の本が多いので、たまには軽い読み物を、ということで手に取りました。
▼読み終わった本
*「新版 オーケストラ指揮法 すべての心をひとつにするために」
高木善之・著、総合法令出版
「オーケストラの指揮」というより「合唱団の指揮」についての話に始まって、実は著者の「自分史」のような本でした。
最後は自分がやっているNPO法人の話で締めくくられています。
「指揮」についてはそんなに目新しいこともなく…。
▼読み終わった本
*「小沢征爾 音楽ひとりひとりの夕陽」
小池真一・著、講談社+α新書
小澤征爾氏については、自身の対談本などを含め、いろいろ本が出ています。
この本は小澤氏の活動を振り返るにあたっては、なかなかよくまとまっていると思いました。
若いころの小澤氏を知っている人に言わせると、いろいろ問題もあったそうですが…。
楽譜(スコア)とか雑誌も読んでいたので、普通の書籍は少なめです。
▼読み終わった本
*「オーケストラの音楽史: 大作曲家が追い求めた理想の音楽」
パウル・ベッカー著、松村哲哉・訳、白水社
オーケストラと西洋音楽の進歩・歴史について記した本。
著者のベッカーはユダヤ系ドイツ人で、1930年代にアメリカに移住。
ヴァイオリン奏者から音楽評論家に転じたそうです。
この本は1936年の出版で、ストラヴィンスキーやシェーンベルクあたりまでのいわゆる「クラシック音楽」の歴史が綴られています。
バルトークやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチらは出てきません。
とても勉強になる本で、「佐村河内問題」について考えるに際しても参考になると思います。
▼読み終わった本
*「メロディ日本人論―演歌からクラシックまで」
みつとみ俊郎・著、新潮選書
先に「メンデルスゾーンと演歌とクレズマー」の話を書きましたが、この本は大いに参考になりました。
古書店で購入したのですが、1987年の出版だそうです。
みつとみ氏の著書は「オーケストラの秘密」を6年前に読んでます。
当時の記録を見ると、なかなかお手軽な読みやすい本だったようです。
▼読み終わった本
*「さよならドビュッシー 前奏曲 要介護探偵の事件簿」
中山七里・著、宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿
- 作者: 中山 七里
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: 文庫
以前読んだ「さよならドビュッシー」の『前段階』にあたるお話を集めた短編集。
脳梗塞で下半身不随となり車椅子生活を送りながら、企業のトップを務めるかたわら、いろんな事件を解決する「素人探偵」、香月玄太郎を主人公にしています。
いつも新書や「お勉強」の本が多いので、たまには軽い読み物を、ということで手に取りました。
▼読み終わった本
*「新版 オーケストラ指揮法 すべての心をひとつにするために」
高木善之・著、総合法令出版
「オーケストラの指揮」というより「合唱団の指揮」についての話に始まって、実は著者の「自分史」のような本でした。
最後は自分がやっているNPO法人の話で締めくくられています。
「指揮」についてはそんなに目新しいこともなく…。
▼読み終わった本
*「小沢征爾 音楽ひとりひとりの夕陽」
小池真一・著、講談社+α新書
小澤征爾氏については、自身の対談本などを含め、いろいろ本が出ています。
この本は小澤氏の活動を振り返るにあたっては、なかなかよくまとまっていると思いました。
若いころの小澤氏を知っている人に言わせると、いろいろ問題もあったそうですが…。
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