カラフルなアオザイとホーチミン廟の大行列【2014夏ベトナム旅行記(15)】 [旅行・乗り物]
「線路際の生活とカフェのWi-fiパスワード【2014夏ベトナム旅行記(14)】」から続きます。
ベトナム戦争軍事歴史博物館を見学し、ベトナム統一鉄道の線路際での人々の生活の様子を見て、カフェで一息入れたあと、次の目的地に向かいます。
いろいろ行きたいところがあったのですが、歩いてすぐのこちらへ。
文廟という施設です。
孔子を祀っているとのこと。
英語では"Temple of Literature"、ベトナム語では"Van Mieu"(これは文廟という漢字のベトナム語読みですね)というそうです。
11世紀に建てられ、敷地内には「ベトナム最古の大学」である「国子監」という施設が置かれていました。
写真のように緑があふれていて、市民や観光客に人気のスポットのようです。
正門から入った通路の両側にはこんな花文字が。
「仁義礼智信」というのは、儒教における「五常」で、それに「才」が加わっています。
「五常」とはという「恒常不変の真理」だそうです。
文廟の中には、科挙に合格した人たちの名前が彫られた石碑などがあります。
「科挙」は中国で行われていた官僚登用試験。
同じシステムを採用していたんですね。
当時の文字はもちろん漢字でした。
一通り見たので次の目的地に向かおうとすると、敷地内にカラフルアオザイ姿のお嬢さんたちがいて、何やら写真撮影を行っています。
何か商業目的の撮影のようには見えなかったので、プライベートでアオザイ姿を撮ってもらっているのでしょう。
アオザイは(言うまでもなく)ベトナム女性が着る民族衣装ですが、街中でみんな来ているというよりは、飲食店などの従業員の制服のイメージが強かったり…。
文廟内の売店で買ったエナジードリンクを飲んで、敷地を出ます。
途中、ハノイのスタジアム(競技場)を見ながら約20分ほど歩きます。
目的地はホーチミン廟や博物館が集まっている区画なのですが、行ってみると何やら異様な雰囲気。
付近の道路が車両通行止めになっていて、多くの警察官がいます。
どうやら、ホーチミン主席関連の施設に入ろうとする市民が大行列を作っているようです。
実は、この日、9月2日は建国記念日の祝日で、毎年多くの市民が施設を訪れるとのこと。
行列は広大な公園のようになっている敷地をぐるりと回って続いているもよう。
たぶん数千人どころか数万人いるかもしれません。
ということで、ホーチミン廟・博物館入場はあきらめ、ホテルに戻ります。
(つづく)
ベトナム戦争軍事歴史博物館を見学し、ベトナム統一鉄道の線路際での人々の生活の様子を見て、カフェで一息入れたあと、次の目的地に向かいます。
いろいろ行きたいところがあったのですが、歩いてすぐのこちらへ。
文廟という施設です。
孔子を祀っているとのこと。
英語では"Temple of Literature"、ベトナム語では"Van Mieu"(これは文廟という漢字のベトナム語読みですね)というそうです。
11世紀に建てられ、敷地内には「ベトナム最古の大学」である「国子監」という施設が置かれていました。
写真のように緑があふれていて、市民や観光客に人気のスポットのようです。
正門から入った通路の両側にはこんな花文字が。
「仁義礼智信」というのは、儒教における「五常」で、それに「才」が加わっています。
「五常」とはという「恒常不変の真理」だそうです。
文廟の中には、科挙に合格した人たちの名前が彫られた石碑などがあります。
「科挙」は中国で行われていた官僚登用試験。
同じシステムを採用していたんですね。
当時の文字はもちろん漢字でした。
一通り見たので次の目的地に向かおうとすると、敷地内にカラフルアオザイ姿のお嬢さんたちがいて、何やら写真撮影を行っています。
何か商業目的の撮影のようには見えなかったので、プライベートでアオザイ姿を撮ってもらっているのでしょう。
アオザイは(言うまでもなく)ベトナム女性が着る民族衣装ですが、街中でみんな来ているというよりは、飲食店などの従業員の制服のイメージが強かったり…。
文廟内の売店で買ったエナジードリンクを飲んで、敷地を出ます。
途中、ハノイのスタジアム(競技場)を見ながら約20分ほど歩きます。
目的地はホーチミン廟や博物館が集まっている区画なのですが、行ってみると何やら異様な雰囲気。
付近の道路が車両通行止めになっていて、多くの警察官がいます。
どうやら、ホーチミン主席関連の施設に入ろうとする市民が大行列を作っているようです。
実は、この日、9月2日は建国記念日の祝日で、毎年多くの市民が施設を訪れるとのこと。
行列は広大な公園のようになっている敷地をぐるりと回って続いているもよう。
たぶん数千人どころか数万人いるかもしれません。
ということで、ホーチミン廟・博物館入場はあきらめ、ホテルに戻ります。
(つづく)
長崎にもたしか孔子廊があったと思うのですが、同じような感じですかね?
アオザイ、いいですね。
by YAP (2014-09-27 16:09)
YAPさま
アオザイの女性たちと一緒に写真撮ってもらおうと思ったのですが、自重しました。
長崎の孔子廟は子供のころいったことがあると思うのですが、まったく覚えてません。中国風のお寺はたくさんあるので、あまり印象に残ってないのかもしれませんね。
by Lionbass (2014-10-06 12:01)