初めてオケでシンバル叩きました【ブルックナー8番の会＠海老名】

突然ですが、きのうは演奏会に出演しました。
シンバルだったんですが、オーケストラでの本番は初めてでした。
経緯を少しまとめます。

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ブルックナーの8番を演奏する会
日時：2014年9月28日（日）14時開演
会場：海老名市文化会館大ホール
指揮：河上隆介
曲目：ブルックナー交響曲第8番ハ短調（ハース版）
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【プログラム表紙】


発端は、先月「ブルックナー8番のシンバルをやる人探してます」との情報をキャッチしたこと。

(1)同じ曲をザ・シンフォニカで来年2月に演奏する（もちろんコントラバス）
(2)指揮者が知り合い
(3)ゲネ本（練習参加は前日のみ）でOK
(4)この日は別オケの演奏会のために日程を空けてあった
…などの条件から、速攻で引き受けました。
（ちなみにただトラ＝ギャラなし）

【前日練習の際の楽器とスコア】


で、繰り返しになりますが、私の打楽器経験の話。
中学・高校で吹奏楽部で、楽器はトロンボーン／テューバ／弦バス／クラリネットだったわけですが、高校2年の弦バス弾いてたころ、屋外での演奏（体育祭のパレードなど）の際は打楽器やってました。（主にバスドラム）
シンバルをステージでやったのは、高校3年の春休み（卒業式のあと）に、「エルザの大聖堂への行進」演奏したときの1回きり。

去年、第九＆マイスター前奏曲＆カルメン前奏曲のトライアングルを演奏する機会があり、練習の際にカルメン前奏曲のシンバルをちょっとだけやりましたが…。
でも、ステージのシンバルは人生2度目で、オケでやるのはきのうが最初で最後かも…。

ご存じの方も多いと思いますが、ブルックナー8番のシンバルは、第3楽章に2発のみ。
なぜか音符に音程があるんです。



さすがに出番は覚えてしまって、パート譜は不要でした。
本番は眠気防止のためコントラバスのパート譜を見ながら待ってました。

なお、楽器は、誘ってくれたIさんご持参の某アマオケのもの（ジルジャン）を使わせてもらいました。

1-2楽章が合計30分あまり、3楽章も始まってから20分以上出番がなく、ひたすら待ってました。
隣りのティンパニはプロ奏者だったので、見ているだけでも楽しかったので、寝ずに済みましたが…。

【当日午前のリハーサルの様子】


練習・本番を通じて、誘ってくれた本職の打楽器奏者（アマチュア）、隣のプロ打楽器奏者、そして指揮者からお褒めの言葉をいただいたので、とりあえず演奏を壊さずに済んだようです。
シンバル失敗するとぶち壊しになる恐れもありますからね…。
コントラバスの何十倍も緊張して、手のひらに大汗かきましたが、楽しい演奏会でした。

さすがに、Iさん以外、オケに知り合いはいないだろうと思い、「（ニセ）打楽器奏者」で通そうかと思ったのですが、コントラバスやらチェロやらびよらやらばよりんに知り合いや昔一緒に弾いたことがあるらしい人が何人もいて、バス弾きであることが速攻ばれました。
まあコントラバスで出演するとすれば、「ゲネ本」というわけにもいきませんからね…。

タグ：シンバル 打楽器 オーケストラ ブルックナー 演奏会

コメント 2

出来そうで出来ない最たる物。
待っている間の気持ちは、こういう感じなのですね。
弾きっぱなしよりずっと緊張しますね。
by sonic (2014-09-30 08:44) 

sonicさま
コメントありがとうございます。
コントラバスもほかの弦楽器に比べれば休みは多い方なのですが、さすがに「1時間半の間に音が2つだけ」ということはないので、いろいろ「新しい（珍しい）体験」でした。(^_^)
by Lionbass (2014-10-06 12:04)