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サクサク進むマーラーでした【日フィル11月東京定期を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは日フィルのマーラーを聴きに行きました。
棒は首席客演指揮者、フィンランド出身のインキネン。

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日本フィルハーモニー交響楽団 第665回 東京定期演奏会
日時:2014年11月14日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ピエタリ・インキネン
《マーラー撰集 Vol.5》
曲目:シベリウス 交響詩「大洋の女神」
   マーラー 交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」
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img_日フィル201411.jpg

例によってステージ後方のP席。
右隣2席は売れていないようなので、毎月移動してゆったり座ってます。
きのうは全体でも7割くらいの埋まり具合でした。

1曲目は交響詩「大洋の女神」
シベリウスの曲というと、「フィンランディア」や「カレリア」、交響曲2番、ヴァイオリン協奏曲など親しみやすいメロディーが散りばめられている以前は印象を持ってましたが、最近、ほかの曲も聴いてみると、そうでもない作風のものもあるのが分かってきました。
この曲は「そうでもない」方ですかね。

まあ、こういった「知らない曲」を聴けるのも、「定期会員」になる醍醐味というか…。
そうでないと、いわゆる「名曲」ばかり並べることになってしまいますからね。

そして後半のマーラー7番
マーラーの交響曲の中では、割と「とりとめのない」作品ですが、昨夜は「あまりもったいぶらずにサクサク進む」感じで、飽きさせない演奏でした。

冒頭の「テナーホルン」のソロは、ユーフォニアムで吹いてました。
(若い女性奏者でした。)
去年都響で聴いたときはロータリーのベル逆向きの楽器でしたが…。
マンドリンとギターはトランペットとホルンの間に位置。
マイクとかPAがどうなっているのかは見えませんでした。
弦楽器にいろいろソロがあるのですが、コンサートマスターからチェロまでは終演後に立たせてもらって拍手を受けてましたが、コントラバスは残念ながら…。

終演後に、インキネン氏の「アフタートーク」があったので、残って聞きましたが、そんなにアッと驚くようなことはなし。
でも誠実そうな人柄や、シベリウス、マーラー、ブルックナー、ワーグナーなどに対する『愛情』はよく分かりました。
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hanamura

今日は床屋の親方がBGMを・・・
ベートーベンの第五で刈ってくれました。
by hanamura (2014-11-15 11:31) 

Lionbass

hanamuraさま
それでどのような髪形になったんでしょうか!?
私が行く理容店はいつも凝った選曲です。
by Lionbass (2014-11-21 12:48) 

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