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「ストーリーのある音楽」の見事な演奏【芦屋交響楽団第82回定期を聴く】 [音楽・楽器]

先週末、関西と長崎に旅行してきました。
かつて所属した2つのオーケストラの演奏会を聴くためです。

まずは土曜日の芦屋交響楽団定期演奏会
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芦屋交響楽団第82回定期演奏会
日時:2014年11月29日(土)18時開演
会場:ザ・シンフォニーホール(大阪・福島)
指揮:湯浅卓雄
曲目:ベルリオーズ 序曲「リア王」
   デュカス 交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」
   シェーンベルク 交響詩「ペレアスとメリザンド」
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【ザ・シンフォニーホール】
img_シンフォニーホール201411.jpg
img_シンフォニー芦響看板201411.jpg

【当日リハーサルの様子】
img_芦響ステリハ201411.jpg

このオケ、神戸に住んでいたころ、家人とともに1年半ほどですが所属していました。
関西では名の轟いたオケで、私が入る際もオーディションがありました。
それから年月はたちましたが、さらに充実した活動をしていて、数年前、東京公演を池袋の東京芸術劇場で行った際には(大嵐の中)聴きに行きました。

さて、今回のプログラムは「ストーリーのある音楽」というコンセプト。

「リア王」はシェークスピアの有名な悲劇。
「魔法使いの弟子」は、ディズニー映画「ファンタジア」でミッキーマウスが『演じた』曲。
そして、「ペレアスとメリザンド」はベルギーの劇作家、メーテルリンクの悲劇です。

「魔法使いの弟子」はとても分かりやすい曲で、だからこそ「ファンタジア」にも使われたわけですが、ほかの2曲、特にシェーンベルクはとても複雑で難解な曲。

前日練習に伺った際、楽譜(スコア)を見ながら聴いたので、途方にくれずに済んだのですが、それでもとても難しい曲でした。
オケは、さすが「関西アマオケの雄」と言われるだけあって、この複雑な曲をしっかりと見事に演奏していました。
弦も管も打楽器もとてもレベルが高いと改めて思いました。

家人の出産などもあって、前述のようにこのオケには短期間しか所属していなかったので、すぐに思い出した人もいれば、「見覚えがあっても名前が思い出せない」というメンバーもたくさん。

曲としては淡路島(兵庫県)に「第九」(ベートーヴェン交響曲第9番)を演奏しに行ったのと、ドボルザーク「新世界より」とショスタコーヴィチ交響曲5番を演奏したのは覚えています。
ショスタコーヴィチは佐渡裕氏の指揮でした。

とにかく、練習場の光景も含め、とても懐かしい思いでした。
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サットン

シンフォニーホールにお越しでしたか。
ここも、産みの親である朝日放送から離れてしまい
どうなることかと気を揉んでいましたが、今のところ
大きな方針転換も無いようでホッとしています。
by サットン (2014-12-03 17:52) 

Lionbass

サットンさま
ご挨拶もせず「荒らして」おりました。m(_ _)m
サントリーホールよりも古い貴重なホールですからね。
オケのメンバーによると、ホールのスタッフの対応もよかったそうです。
by Lionbass (2014-12-05 12:51) 

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