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『攻めてる』感じの素晴らしい演奏でした【カンブルラン=読響のブルックナーを聴く】 [音楽・楽器]

新しいシーズンから会員になった読売日本交響楽団のオペラシティ名曲シリーズ。
きのうが最初の演奏会でした。

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読売日本交響楽団 第1回東京オペラシティ名曲シリーズ
日時:2015年4月12日(日)14時開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール
指揮:シルヴァン・カンブルラン
バリトン:小森輝彦
曲目:リーム 厳粛な歌-歌曲付き(日本初演)
   ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
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img_読響201504.jpg

1曲目のリーム「厳粛な歌」は、2009年のNHK交響楽団定期演奏会で取り上げられているようですが、そのときは声楽は入っていなかったもよう。
ということで「日本初演」と銘打っているようです。
オケはヴァイオリン、フルート、オーボエ、トランペットという「高音楽器」が入っていない珍しい編成。
ヴァイオリンの座るあたりにクラリネットが位置していて、チューニング(音合わせ)はヴィオラの首席が合図していました。
曲はどちらかというと抑制のきいた、それでいて不安定な感じを受ける演奏。
十数分の短い曲でした。

後半はブルックナーの7番。
調べてみると、先月(3月)、今月(4月)と在京プロオケが相次いでブルックナーを演奏してます。
自分自身、去年9月と今年2月に8番を演奏したばかり。

若いころはマーラー派だったのですが、最近は「ブルックナーもいいな」と思えるようになってきました。

きのうのカンブルラン=読響は、とても「推進力」があって「攻めてる」感じのする素晴らしい演奏でした。
「安全策に走らずにどんどん先に進む」というか。

カンブルランは1948年生まれだそうですが、とても若々しい指揮ぶりでした。

このオペラシティ名曲シリーズはだいたい2カ月に1回の開催で、次はホルスト「惑星」です。
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