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弦楽器群がいい響きでした【スロヴァキア・フィルのチャイコフスキーを聴く】 [音楽・楽器]

きのう聴きに行った演奏会。

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《Panasonic Concerts》
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団~宮崎陽江を迎えて
日時:2015年7月8日(水) 19:00開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:レオシュ・スワロフスキー
ヴァイオリン:宮崎陽江
曲目:チャイコフスキー オペラ「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ
   同 ヴァイオリン協奏曲ニ長調
   同 交響曲第5番ホ短調
  <アンコール>
   ブラームス ハンガリー舞曲第5番
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スロヴァキアは第二次大戦後、「チェコスロヴァキア」としてチェコと一つの国でしたが、冷戦崩壊後に別々になりました。
(チェコは2年半前に旅行しましたが、スロヴァキアは未訪問です。)
スロヴァキアの首都ブラティスラヴァは、オーストリアのウィーンから距離わずか60kmだそうです。

さて、演奏会ですが、前日にはドヴォルザークとスメタナというチェコの作曲家の曲を取り上げる公演を開いていて、この日はオール・チャイコフスキー・プログラム。

まずは、「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ。
なかなか華やかな演奏で、オケの音色的な充実ぶりがよく分かりました。

2曲目はヴァイオリン協奏曲。
ソリストは初めて聴きましたが、緊張があったんでしょうか…。
最初は音色・音量がやや物足りない感じでした。
だんだん楽器が鳴るようになってきましたが、最後はスタミナ切れのような印象でした。

交響曲第5番は、やはり弦楽器の「鳴り」が充実してました。
管楽器はパートによってまちまち。

アンコールのハンガリー舞曲第5番が一番オケが鳴っているような気がしました。

コントラバスは7人でした。
みんな由緒ありそうな楽器を使ってました。
うち2本に「顔」が付いてました。
ライオンではなく人間だと思います。
(「女神」ではなくおじさんのように見えました。)
そして5弦はたぶん2本でした。

演奏会全体に言えるのは、なんとなくいつものサントリーホールのお客さんとは雰囲気が違ったのではないか、ということ。
スポンサーであるパナソニックあたりが動員した皆さんかもしれません。
ヴァイオリン協奏曲の第1楽章が終わったところで、盛大な拍手が起き、結構長く続きました。
個人的には「楽章間の拍手ゼッタイだめ!」とは思わないんですが、さすがに「なんだかなあ」と思いました。
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コメント 4

hanamura

コントラバスは7人は集めるの大変だぁ!
あ、プロの管弦楽団なら大丈夫ですね。
楽章間の・・・若い頃なんか緊張しました。
by hanamura (2015-07-09 20:23) 

ゆるキャラ

楽章間の拍手は確かに思わず苦笑いですね。
私も何度がそんな場面に遭遇してますがさすがに
サントリーホールではありませんでした(^^;
冬でもないのに咳払いはもう演奏の一部かな(笑)
でも交響曲第5番イイですね~、小学生の頃初めて
買ったLPがベートーベンの交響曲第5番(ベタですね)
次がチャイコフスキーの交響曲第5番でした。

by ゆるキャラ (2015-07-10 14:51) 

Lionbass

hanamuraさま
コメントありがとうございます。
コントラバスの場合、奏者(人間)の移動よりも、楽器の運搬の方が大変かもしれません。
7本とも由緒ありそうな楽器でした。
by Lionbass (2015-07-13 16:00) 

Lionbass

ゆるキャラさま
コメント感謝です。
まああまり堅苦しいと、演奏会に来る人の足が遠のくと思うので、楽章間の拍手は許容してもいいのではないでしょうか。
それよりも、音楽を知っているであろう人がやる「フライングブラボー」の方が始末が悪いと思ってます。
by Lionbass (2015-07-13 16:02) 

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