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『ほの暗い叙情』を感じる『イギリスプロ』でした【広上教授指揮の日フィルを聴く】 [音楽・楽器]

きのうは今週2度目のサントリーホールでした。


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日本フィルハーモニー交響楽団第672回定期演奏会
日時:2015年7月10日(金) 19:00 開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:広上淳一
独奏:ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
曲目:エルガー ヴァイオリン協奏曲
   メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」
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img_日フィル201507.jpg

エルガーは行進曲「威風堂々」や「愛の挨拶」などの小品でも知られるイギリスを代表する作曲家。
協奏曲はチェロしか知らなくて、このヴァイオリン協奏曲は(たぶん)初めて聴きました。
「真っ暗」ではないのですがどこかほの暗く、とても叙情的な印象。
何度か聴けば好きになりそうな感じでした。
ソリストのホープ氏は南アフリカ出身でイギリスで学んだとのこと。
大柄ですが派手というよりは堅実な演奏に思えました。
そういえば、タブレット端末(iPad?)を楽譜代わりに置いてました。

後半はメンデルスゾーンの「スコットランド」。
メンデルスゾーンは演奏活動のためイギリスを何度も訪れているのですが、この曲はスコットランド訪問でインスピレーションを得て作られたそうです。
やはり「ほの暗い」曲の始まりで、ちょっと「祈り」が入っているような部分が続きますが、最後は明るく終わります。
広上教授の指揮は、相変わらず「自由に見えてツボははずさない」という感じ。
「オケがやりたいことが分かっている棒だなあ」と思いました。

これで日フィルのシーズンは終了。
来シーズンも会員継続なので楽しみです。
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コメント 2

hanamura

以前もコメントしたかもしれませんがぁ・・・
武蔵小杉から南北線で都内に通勤していた頃、サントリーホールのHPで、「指揮者体調不良により交代!」などのアナウンスを発見すると(良い席が格安で手に入ったので)六本木一丁目で途中下車しておりました。でも週2回は、さすがにありませんでした。
世界の巨匠と、Lionbass さんの健康を祈っております!!自分が年間会員などに応募できない、不安定な勤務なのが残念です。
by hanamura (2015-07-11 11:26) 

Lionbass

hanamuraさま
ありがとうございます。
「よい席が格安」っていいですね。
私も数年前まで午後7時まで職場にいなければならなかったので、演奏会に行けるのは週末に限られてましたが、土日は自分のアマオケ活動で忙しく、結局ほとんどプロオケは聴けませんでした。
定期会員になったのはここ2~3年です。
by Lionbass (2015-07-14 12:05) 

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