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アンペルマン・デュエット・コンサート2015を聴く [音楽・楽器]

3日土曜日の夜はNHK交響楽団演奏会に行きましたが、その前、午前中は2年前にも聴いたドイツ・ベルリン発の二重奏ユニット「AMPELMANN DUETT BERLIN(アンペルマン・デュエット・ベルリン)」を聴きに行きました。

場所は某指揮者のご自宅にあるホール「ムジカーザ」です。
img_ムジカーザ201510.jpg

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AMPELMANN Dyett Berlin Concert in TOKYO 2015
日時:2015年10月3日(土)午前10時30分開演
会場:ムジカーザ(東京・代々木上原)
出演:佐藤優芽(ヴァイオリン)
   高橋徹(コントラバス)
曲目:コレルリ 二重奏曲 Op.5 No.3
   高橋幸代「白を映す碧」
   コレルリ 二重奏曲 Op.5 No.4
   高橋幸代 「Elis-『舞い姫』より」
   コレルリ 二重奏曲 Op.5 No.5
   ラフマニノフ(高橋幸代編曲)「VOCALISE」(ヴォカリーズ)
   ピアソラ「J’attends(あなたを待ってる)」
   同 「La Misma Pena(ラ・ミスマ・ペーナ)」
   同 「Saint Louis en L’ile(サンルイ・アンリル)」
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img_アンペルマン201510.jpg
アンペル(Ampel)とはドイツ語で信号のこと。
アンペルマンは旧東ドイツ時代に歩行者用信号に描かれていた男の子と女の子のシンボルのことで、統一後は旧西ドイツでも使われています。
上の写真にもそのシルエットが使われています。

高橋徹さんはベルリン在住のコントラバス奏者で、ベルリンに留学中の佐藤優芽さんとこのデュオを結成し、たびたびコンサートを開いています。
img_ガダニーニ201510.jpg

ヴァイオリンとコントラバスという組み合わせの曲はほとんどないので、基本的にはほかの編成からの編曲。
今回演奏されたコレルリの二重奏曲は、元々はヴァイオリンと鍵盤楽器(チェンバロ)と通奏低音によって演奏されるものです。

そしてラフマニノフのヴィカリーズはよくコントラバス独奏で取り上げられる美しい曲。
また、高橋幸代さんの曲は、このデュオのために書かれた委嘱作品です。

どれも楽しかったのですが、特に委嘱作品とラフマニノフが印象的でした。
コレルリの曲もなかなか面白かったんですが、やはり鍵盤楽器(和音を出せる楽器)が入ってほしくなりますね。


ところで、この数日前、都内の某所で開かれたピアニスト川上ミネさんの演奏会を聴きに行きました。
関係者だけを招いて開かれたものですが、どの曲も面白くて、また川上さんの経歴や人柄にも興味を惹かれました。
日本とスペインを行き来しながら演奏や作曲を行っているということで、これからの活躍されるのではないでしょうか。
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