スターリンが贈った『ワルシャワの墓石』に登る【2015欧州3カ国旅行記(13)】 [旅行・乗り物]
「クラクフからワルシャワまで2時間の列車旅【2015欧州3カ国旅行記(12)】」から続きます。
ワルシャワ2泊、クラクフ1泊、ワルシャワ1泊の合計4泊5日滞在したポーランドもいよいよ最終日。
ハンプトン・バイ・ヒルトンという高級ビジネスホテル風の宿で朝食をいただきます。
午後の列車に乗るので、ホテルに荷物を預けて、午前中はワルシャワ市内をさらに観光します。
まずはワルシャワ中央駅へ。
クラクフもそうでしたが、駅に隣接するビルがかなり「資本主義的(?)」なショッピングモールになっています。
共産主義体制が崩壊して約25年たつわけですから、当然なんですけどね…。
内部はこんな感じ。
「プラネット・スシ(惑星寿司?)」なんていう看板も見えますね。
「H&M」は世界中にあります。
そろそろ旅の疲れが出てくるころなので、スーパーでレッドブルを買って気合いを入れます。
駅の北東側から撮影。
写真右の平たい屋根の建物がワルシャワ中央駅(地下駅)です。
左の高層ビルはマリオット・ホテルの入る建物。
手前の遮断機は駐車場の出口です。
駅近くにはちょっと不思議な形のビルが…。
駅ビルでちょっとだけ買い物して、向かったのはこちらの建物。
「文化科学宮殿」という名前で60年前に建てられました。
もちろん、スターリン全盛期のバリバリの共産主義時代です。
ビルの前にはこんなタクシーが止まってます。
旧ソ連製の「ラーダ」という乗用車。
共産主義の時代を知る人には「郷愁」を誘うのかもしれませんね。
さて、この文化科学宮殿は、スターリンの命令により旧ソ連から「ポーランド人民への贈り物」として建てられたもので、当初の名称は「ヨシフ・スターリン記念文化科学宮殿」と言ったそうです。
その巨大さと無骨な外見で「ワルシャワの墓石」とのあだ名が付けられました。
高さ237m、42階建て。
内部には映画館、劇場、博物館、書店、会議場及び展示場があるほか、放送用の電波送信所としても使われています。
操作係の女性(おばちゃん)の乗ったエレベーターで30階の展望テラスへ。
ワルシャワ市内を360度見ることができます。
まずは東から北東方面。
茶色い屋根の建物が集まっているのはワルシャワ旧市街です。
平たい屋根がワルシャワ中央駅。
そして南側の眺望はこんな感じ。
(つづく)
ワルシャワ2泊、クラクフ1泊、ワルシャワ1泊の合計4泊5日滞在したポーランドもいよいよ最終日。
ハンプトン・バイ・ヒルトンという高級ビジネスホテル風の宿で朝食をいただきます。
午後の列車に乗るので、ホテルに荷物を預けて、午前中はワルシャワ市内をさらに観光します。
まずはワルシャワ中央駅へ。
クラクフもそうでしたが、駅に隣接するビルがかなり「資本主義的(?)」なショッピングモールになっています。
共産主義体制が崩壊して約25年たつわけですから、当然なんですけどね…。
内部はこんな感じ。
「プラネット・スシ(惑星寿司?)」なんていう看板も見えますね。
「H&M」は世界中にあります。
そろそろ旅の疲れが出てくるころなので、スーパーでレッドブルを買って気合いを入れます。
駅の北東側から撮影。
写真右の平たい屋根の建物がワルシャワ中央駅(地下駅)です。
左の高層ビルはマリオット・ホテルの入る建物。
手前の遮断機は駐車場の出口です。
駅近くにはちょっと不思議な形のビルが…。
駅ビルでちょっとだけ買い物して、向かったのはこちらの建物。
「文化科学宮殿」という名前で60年前に建てられました。
もちろん、スターリン全盛期のバリバリの共産主義時代です。
ビルの前にはこんなタクシーが止まってます。
旧ソ連製の「ラーダ」という乗用車。
共産主義の時代を知る人には「郷愁」を誘うのかもしれませんね。
さて、この文化科学宮殿は、スターリンの命令により旧ソ連から「ポーランド人民への贈り物」として建てられたもので、当初の名称は「ヨシフ・スターリン記念文化科学宮殿」と言ったそうです。
その巨大さと無骨な外見で「ワルシャワの墓石」とのあだ名が付けられました。
高さ237m、42階建て。
内部には映画館、劇場、博物館、書店、会議場及び展示場があるほか、放送用の電波送信所としても使われています。
操作係の女性(おばちゃん)の乗ったエレベーターで30階の展望テラスへ。
ワルシャワ市内を360度見ることができます。
まずは東から北東方面。
茶色い屋根の建物が集まっているのはワルシャワ旧市街です。
平たい屋根がワルシャワ中央駅。
そして南側の眺望はこんな感じ。
(つづく)
こちらのハンプトンインは高級感がありましたか?
ホリデイイン系列のホリデイインエクスプレスのように、ヒルトン系列のカジュアル路線の位置づけだと思います。
ラーダは、最近はWTCC(世界ツーリングカー選手権)にワークス参戦するまでになっています。
テールエンダーではありますが。
by YAP (2015-11-10 08:00)
YAPさま
まあ「日本のビジネスホテルの水準から考えれば高級」ということではありますが、建物のようなので内部はきれいで居心地いい感じでした。
「ラーダ」はエジプトに住んだとき(1980年代末)に初めて見ましたが、ソ連崩壊後も生き残ってるんですね。
by Lionbass (2015-11-13 08:51)