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熟成された感じのカッコイイ演奏でした【デュトワ指揮N響B定期を聴く】 [音楽・楽器]

更新が停滞気味ですが、昨夜はN響B定期を聴きました。

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NHK交響楽団第1825回定期演奏会Bプログラム
日時:2015年12月17日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:シャルル・デュトワ
オルガン:勝山雅世
曲目:コダーイ ガランタ舞曲
   バルトーク 組曲「中国の不思議な役人」
   サン・サーンス 交響曲第3番ハ短調
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IMG_2908フィルハーモニー201512回転.jpg

前半はコダーイバルトークというハンガリーの作曲家の作品。
実はどちらも演奏したことがなく、聴いたこともあまりないんですが、コダーイは「ハーリ・ヤーノシュ」、バルトークは「管弦楽のための協奏曲」などをやったことがあるので、どことなく覚えがある感じ。
やや東洋的な響きの部分もあって、懐かしい感じもしました。

後半はサン・サーンスの代表曲、交響曲第3番です。
オルガンが活躍することから「オルガン付き」の愛称で親しまれていて、デュトワ自身、N響で振るのは3回目だそうです。

そして、N響のB定期で取り上げられるのは2013年2月以来およそ3年ぶり
実は13年2月の演奏会(2日目)も聴いていたんですが、第2部後半でオケがかなりずれてハラハラしたのをよく覚えています。
それにくらべると、とても熟成されたというか、指揮もオケも手慣れた感じで、でもとても前向きなとてもいい演奏でした。
特に前半、リズムがとても難しい曲なのですが、デュトワの棒は先に行くところはどんどん先に行きながら、きちんと押さえるべきところはキッチリ振る感じで、まさに自由自在。
(個人的にはマエストロ・デュトワの振り方はカッコよくて好みなんですよね…。)
かつて常任として共演を重ねてきたN響もその意図をよく分かっている感じでした。

主演後にはオケの女性ヴァイオリン奏者から真っ赤なバラ(らしき)花束を贈られ、マエストロもご満悦の様子でした。
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