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ダイナミックレンジが広くすべてがクリアでした【ムーティ指揮シカゴ響を聴く】 [音楽・楽器]

今週は演奏会を3つ聴きに行くのですが、きのうは世界最高峰のオケの1つ、シカゴ交響楽団を聴きました。

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シカゴ交響楽団 2016年日本公演
日時:2016年1月19日(火)午後7時開演
会場:東京文化会館(東京・上野)
指揮:リッカルド・ムーティ(音楽監督)
曲目:プロコフィエフ 交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」
   ヒンデミット 弦楽と金管のための協奏音楽
   チャイコフスキー 交響曲第4番へ短調
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img_シカゴ響201601.jpg

一言で言うと「いいものを聴かせてもらった」という感じ。
ヨーロッパのオケとはまた違う「機能性」のようなものを感じました。

シカゴ響といえばパワフルで技術的にも穴のない「世界一」とも言われる金管楽器群ですが、弦楽器も木管楽器も打楽器もすべてが極上でした。

東京文化会館のデッド(響かない)音響とも相まって、すべての楽器のすべての動きがクリアに聞こえました。
そして、ダイナミックレンジ(音量の幅)の広さにも驚かされました。
金管楽器の咆哮する強奏の部分も荒っぽくならないし、「p」(ピアノ)のところも完璧にコントロールされていて、ホールの隅々まで聞こえる感じ。
テンポの揺らし方(変化のつけ方)がやや「古風」な感じもしましたが、それも巨匠・ムーティならではでしょう。

そういえば、ステージ上では「ひな壇」を使ってませんでした。
私は3階席だったので関係ありませんでしたが、1階席からだと管楽器が見えにくかったのではないでしょうか?
それと、ヴァイオリン・ヴィオラの3分の2が女性だったのですが、その女性の大半(3分の2くらい?)が東アジア(日本、韓国、中国)系でした。
金管楽器には女性はほとんどいない(女性が1人だけ)で、アジア系もいなかったと思うのですが、やはり体力的な理由なのでしょうね。

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