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ソヒエフの明快な棒に応えた好演でした【N響1月B定期を聴く】 [音楽・楽器]

2日前にシカゴ交響楽団を聴いたばかりですが、昨夜はN響の1月B定期を聴きに行きました。

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NHK交響楽団第1828回 定期演奏会(Bプログラム)
日時:2016年1月21日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:トゥガン・ソヒエフ
ピアノ:ルーカス・ゲニューシャス
曲目:グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
   ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
   チャイコフスキー バレエ音楽「白鳥の湖」(抜粋)
    序奏
    第1幕より「情景」「ワルツ」
    第2幕より「情景」
    第1幕より「乾杯の踊り」
    第2幕より「小さい白鳥の踊り」「オデットと王子のパ・ダクシオン」
    第3幕より「ハンガリーの踊り」「スペインの踊り」「ナポリの踊り」「マズルカ」
    第4幕より「情景」「情景・終曲」
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img_フィルハーモニー201601.jpg

ロシア人の指揮者とピアニストを迎えて、グリンカ、ラフマニノフ、チャイコフスキーというロシアの作曲家の作品を取り上げた演奏会。

ソヒエフは去年10月のベルリン・ドイツ響の演奏会でも聴きました。

その指揮ぶり(指揮棒は使わず)は、とにかく明快でドライブ感(オケを『動かす』感じ)に満ちあふれていました。

最初の「ルスランとリュドミラ」は、いつも「テンポの速さ」が話題になります。
私自身、ザ・シンフォニカの演奏会で5年半前に演奏しましたが、指揮の三石精一先生は「酒井催促を目指す」と話していました。
きのうもかなりの速さでしたが、N響は当然ながら一糸乱れず、見事な演奏ぶりでした。

2曲目はラフマニノフの最も有名な曲。
(これも5年半前の同じ演奏会で弾きました。)
ソリストのゲニューシャスはまだ20代ですが、とても落ち着いていて、よく「うたった」演奏でした。

最後の「白鳥の湖」は、バレエだけでなく演奏会でもいろんなバージョンで演奏されますが、きのうは「抜粋版」ということで、バレエでしか聞かない曲も含まれていました。
各楽器のソロも、オケ全体も、とても明快で引き締まった好演でした。

ちなみに、チャイコフスキーの指定通りコルネットが使われていたことや、シンバルが座ったまま叩いていたことなどが目に留まりました。
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