SSブログ

オーソドックスかつアツいシューマンとブラームスでした【日フィル6月東京定期を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは日フィルのサントリー定期。
指揮者は今や長老の域に入りつつあるマエストロ小泉でした。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
日本フィルハーモニー交響楽団 第681回東京定期演奏会
日時:2016年6月10日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:小泉和裕
曲目:シューマン「マンフレッド」序曲
   ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」
   ブラームス 交響曲第2番ニ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

img_日フィル201606.jpg

シューマンとブラームスというドイツ・ロマン派前〜中期を代表する作曲家の作品。
マエストロ小泉はベルリンで研鑽を積み、ベルリンフィルを指揮した経歴を持つだけに、この種作品はお手のものだと思います。

「マンフレッド」序曲は♭が6個付く変ホ短調というジブい曲。
数年前に演奏しましたが、臨時記号が多くて音程感の難しい曲です。
きのうはもちろん、とても精緻な演奏でした。

2曲めの「ハイドン・バリエーション」は去年も2度演奏しましたが、やはり楽器同士の「絡み合い」の難しい曲です。
そういえば、指揮者コンクールの課題曲でもありました。
きのうは、ピアノ(弱音)の部分を含め、とても練られた感じでした。

最後は、アマチュアオーケストラにとって、極めて重要なレパートリーであるブラームスの2番。
もちろんプロオケでもよく取り上げられます。
きのうの演奏は、第2楽章の遅めのテンポや、第4楽章の「爆発的」な開放感が印象に残りました。

全体として、解釈はとてもオーソドックスであるものの、アツいところはアツいという、満足感のあるコンサートだったと思います。
nice!(16)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 16

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。