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「田中良茂ピアノ・リサイタル ベートーヴェン ピアノ協奏曲室内楽版 III」を聴く [音楽・楽器]

以前、2回の演奏会↓を聴きに行った田中良茂さんの「ベートーベン・ピアノ協奏曲 室内楽版」の演奏会。
「『田中良茂ピアノ・リサイタル ベートーヴェン ピアノ協奏曲室内楽版 I』を聴く」
「田中良茂ピアノリサイタル ベートーヴェン ピアノ協奏曲室内楽版 II」


昨日(4月5日)夜、締めくくりの第3回演奏会が行われたので、聴きに行きました。

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日時:2011年4月5日 午後7時 プレトーク 午後7時20分 開演
会場:東京文化会館(上野)小ホール
出演:田中良茂(ピアノ)
   クァルテット・エクセルシオール(弦楽四重奏)
   赤池光治(コントラバス)
曲目:モーツァルト ピアノ協奏曲第12番 イ長調(室内楽版)(作曲者自身編曲)
   ベートーベン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」(同)(南聡編曲)
<アンコール>
   ベートーベン ピアノ協奏曲第3番 ハ短調より第3楽章(同)
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IMG田中良茂201104.jpg

この演奏会は、演奏開始前に、曲目解説などの「プレトーク」があるのですが、昨夜はそれに加えて、この時期に演奏会を開くことについての演奏者(田中さん)の考え方や、演奏会が次々と中止になっていることなど、音楽界の窮状についての話がありました。

1曲目のモーツァルトは、作曲者自身が室内楽版にアレンジしたものだとのこと。
コントラバスがなければ、「ピアノ五重奏」と同じことに…。
「原曲」をよく知っているわけではないので、とにかく何の違和感もなく聞きました。

後半は、いよいよ「皇帝」です。

スケールの大きな曲だけに、どんな演奏になるのか大変興味がありました。
結論としては、ピアノと弦楽器群がよく息が合っていて、とてもいい演奏だったと思います。

何度か演奏したことがあり、上述のモーツァルトに比べると、曲をよく知っていることや、金管(ホルン、トランペット)やティンパニが結構活躍する曲なので、やはり違いが分かりやすいと思いました。

オーケストラだと最低でも40~50人くらい必要なところ、5人(弦楽四重奏+コントラバス)で演奏できるわけですから、もっと普及してもいいのではないかと思います。

ソリストは、最初やや不安そうな出だしでしたが、1楽章後半あたりから調子が出てきたようで、非常にまとまっていました。

アンコールに、以前の演奏会で取り上げたベートーベンのピアノ協奏曲第3番の第3楽章が演奏されました。

以前も書いたように、この第3番は中学生のころに演奏した「思い出の曲」なので、何となく懐かしい思いで聞きました。


そういえば、ベートーベンのピアノ協奏曲は全部で5曲ですが、バイオリン協奏曲をピアノ用に編曲したものがあります。
せっかくならこれも演奏してみたら、などど思ってしまいました。
(ちなみに、今度エキストラで参加するオケで、このバイオリン協奏曲をやることになってます。)
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