「エンドピンホイール」の話 [音楽・楽器]
いきなりですが、皆さん「エンドピン」ってお分かりになりますか?
チェロやコントラバスを支える棒のようなもので、先を床に着けて使いますが、体格や構え方によって楽器の高さが変わるので、出し入れして長さを調節できるようになっています。
先端は床に「刺して」動かないようにするか、ゴムが付いていて滑らないようになっています。
楽器を構える角度の関係で、より傾けて弾くチェロのエンドピンは先が尖っていることが多いのに対し、垂直に近いコントラバスのものはゴム付きですが、コントラバスも本番のステージではゴムの部品をはずして、尖った先端を床に刺す人が多いようです。
こちらは、すみだトリフォニーホールのステージ上手側の床の写真。
チェロやコントラバスのエンドピンで穴だらけになっているのがお分かりいただけると思います。
で、このエントリーの本題はエンドピンではなく、コントラバスを運ぶための車輪の話です。
コントラバスの重量は、小さめの軽い楽器で10kg程度、重いものは15kg近くになるでしょうか。
これにカバーをかぶせて運ぶのでさらに2~3kg、カバーの中に楽譜や弓なども入れるとさらに2~3kg加わるので、合計で20kgを超えることもあります。
そして、私の楽器はボディーが大きく、板も厚いためかかなり重くて、本体だけで15kgは超えているようです。(最近ちゃんと量っていないのでうろ覚えですが…。)
学生時代は、担いで運んでましたし、長距離だと電車に載せてました。
しかし、寄る年並と上記のような重さのため、最近は車でしか運ばないことにしています。
とは言っても、練習場所や本番会場の駐車場~エレベーター~ホールなど、数十メートルから100メートル以上あることもあるので、身体への負担はかなりのものになります。
昔は荷物(段ボール箱など)を運ぶ車輪付きのカートなどを使う人が多かったのですが、最近はコントラバス専用の車輪が販売されています。
おおまかには2種類あって、1つは楽器カバーに装着するタイプ。
そして、もう1種類の、私が使っているのはエンドピンのところに刺して使うタイプです。
10年以上使っているのですが、タイヤがぼろぼろになったので買い替えました。
この写真、左が古いタイヤ(空気入り)で直径20cm、右が新しく買ったもの(空気なし)で直径は15cmです。
(一緒にスコアが写っているのは大きさ比較のため。)
古い方はタイ製と書いてありますが、ご覧のようにゴムの中の繊維が露出するほど劣化してます。
金属部分は、エンドピンの穴の形状に合わせて作られています。
新しい車輪は、東◎ハンズなどで探したものの見つからなかったので、通販で購入しました。
楽器への衝撃などを考えると、空気入りがいいと思ったのですが、適当なものがなかったので、この空気を入れないタイプのゴムタイヤにしました。1本1,100円程度。
幅の関係でダブルタイヤにしてみました。
楽器のエンドピン部分に装着したところはこんな感じです。
(参考までに)海外の通販サイトなどを見ると、こんな感じで売ってます。
http://store.pottersviolins.com/accessories/xeros-bass-endpin-wheel-10mm.html
http://www.interstatemusic.com/210501-Meisel-Bass-Endpin-Wheel-10mm-433021.aspx#
チェロやコントラバスを支える棒のようなもので、先を床に着けて使いますが、体格や構え方によって楽器の高さが変わるので、出し入れして長さを調節できるようになっています。
先端は床に「刺して」動かないようにするか、ゴムが付いていて滑らないようになっています。
楽器を構える角度の関係で、より傾けて弾くチェロのエンドピンは先が尖っていることが多いのに対し、垂直に近いコントラバスのものはゴム付きですが、コントラバスも本番のステージではゴムの部品をはずして、尖った先端を床に刺す人が多いようです。
こちらは、すみだトリフォニーホールのステージ上手側の床の写真。
チェロやコントラバスのエンドピンで穴だらけになっているのがお分かりいただけると思います。
で、このエントリーの本題はエンドピンではなく、コントラバスを運ぶための車輪の話です。
コントラバスの重量は、小さめの軽い楽器で10kg程度、重いものは15kg近くになるでしょうか。
これにカバーをかぶせて運ぶのでさらに2~3kg、カバーの中に楽譜や弓なども入れるとさらに2~3kg加わるので、合計で20kgを超えることもあります。
そして、私の楽器はボディーが大きく、板も厚いためかかなり重くて、本体だけで15kgは超えているようです。(最近ちゃんと量っていないのでうろ覚えですが…。)
学生時代は、担いで運んでましたし、長距離だと電車に載せてました。
しかし、寄る年並と上記のような重さのため、最近は車でしか運ばないことにしています。
とは言っても、練習場所や本番会場の駐車場~エレベーター~ホールなど、数十メートルから100メートル以上あることもあるので、身体への負担はかなりのものになります。
昔は荷物(段ボール箱など)を運ぶ車輪付きのカートなどを使う人が多かったのですが、最近はコントラバス専用の車輪が販売されています。
おおまかには2種類あって、1つは楽器カバーに装着するタイプ。
そして、もう1種類の、私が使っているのはエンドピンのところに刺して使うタイプです。
10年以上使っているのですが、タイヤがぼろぼろになったので買い替えました。
この写真、左が古いタイヤ(空気入り)で直径20cm、右が新しく買ったもの(空気なし)で直径は15cmです。
(一緒にスコアが写っているのは大きさ比較のため。)
古い方はタイ製と書いてありますが、ご覧のようにゴムの中の繊維が露出するほど劣化してます。
金属部分は、エンドピンの穴の形状に合わせて作られています。
新しい車輪は、東◎ハンズなどで探したものの見つからなかったので、通販で購入しました。
楽器への衝撃などを考えると、空気入りがいいと思ったのですが、適当なものがなかったので、この空気を入れないタイプのゴムタイヤにしました。1本1,100円程度。
幅の関係でダブルタイヤにしてみました。
楽器のエンドピン部分に装着したところはこんな感じです。
(参考までに)海外の通販サイトなどを見ると、こんな感じで売ってます。
http://store.pottersviolins.com/accessories/xeros-bass-endpin-wheel-10mm.html
http://www.interstatemusic.com/210501-Meisel-Bass-Endpin-Wheel-10mm-433021.aspx#
楽器が大きいと、見えないところでこんな工夫があるんですね。
by YAP (2013-09-28 06:56)
YAPさま
この「エンドピンホイール」のほかに、「ベースバギー」という商品があって、下のリンクのようなものです。
こちらの方が楽器への負担・損傷の恐れが小さいとは思うんですが…。
http://www.kcstrings.com/bass-buggie
https://www.violin-p.com/e-commex/cgi-bin/ex_disp_item_detail/id/1038/
by Lionbass (2013-10-02 15:05)
こんにちは。ブログ拝見させていただきました。
ご購入されたダブルタイヤの車輪が気になりご連絡させていただきました。
記事のリンクからは上記の車輪にたどり着けなかったため、ご教示いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
by YT (2018-12-01 23:53)