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マリナーのモーツァルト堪能しました【N響2月B定期を聴く】 [音楽・楽器]

1月はピアノ協奏曲の途中で演奏がストップするというビックリの事態があったN響のB定期。
今月もモーツァルトのピアノ協奏曲が取り上げられました。

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NHK交響楽団第1777回定期演奏会(2014年2月Bプログラム)2日目
日時:2014年2月20日(木)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:ネヴィル・マリナー
独奏:ティル・フェルナー(ピアノ)
曲目:モーツァルト 交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」
   同 ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調
   リスト「巡礼の年 第1年スイス」より「ワレンシュタットの湖で」<アンコール・ピアノ独奏>
   モーツァルト 交響曲第39番 変ホ長調
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imgフィルハーモニー201402.jpg

1曲目の「ハフナー」はニ長調の明るい曲ですが、コントラバス奏者にとってはとても難しい曲。
もちろん吉田秀さんをはじめとするN響のCb奏者の皆さんは、やすやすと弾いているように見えました。
例によってステージ後ろのP席で聴いたので、バロックティンパニなど演奏の様子を間近で見ることができました。

2曲目はオーストリアの若手ピアニスト、フェルナーの独奏でピアノ協奏曲22番。
弦楽器は交響曲より人数を減らして10-8-6-4-2の編成。
木管はオーボエが含まれていません。
演奏したことがないので、細部はよく知らなかったのですが、なかなかアンサンブルの難しそうな曲だと思いました。

オケ、独奏ともに端正な演奏で、もちろんストップすることはありませんでした。

3曲目は40番、41番「ジュピター」とともにモーツァルトの「3大交響曲」と呼ばれる39番。
こちらもオーボエが含まれない編成です。
チューニング(音合わせ)の際に、オーボエではなくクラリネットがA(ラ)の音を出すのが、ちょっと不思議でした。

演奏は、モーツァルトの音楽の「集大成」とも言うべき3大交響曲の1つならではの緻密で内容の詰まった曲で、モーツァルトらしさを堪能することができました。

指揮のマリナーはなんと90歳だそうです。
中学校のころ買ったバッハ「ブランデンブルク協奏曲」のLPがマリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団のものだったような気がします。

年齢を感じさせない明確な棒で、指揮台までの足取りもしっかりしていました。

やはり指揮者は長生きな人が多いんですかね…。
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