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「曲り角の日本語」 [読書]

▼読み終わった本
*「曲り角の日本語」
水谷静夫・編、岩波新書


曲り角の日本語

曲り角の日本語

  • 作者: 水谷 静夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/21
  • メディア: 新書


【帯紹介】
******************************
その言い方とかってやばくない?
『岩波国語辞典』編者が語る
日本語の現在と未来

******************************

帯にあるように、著者は国語辞典の編纂に携わってきた人物とのこと。

よく「(最近)日本語が乱れている」と言われますが、著者は「言葉は変わって行くのが当たり前」と考えていて、「言葉の変化に良し悪しあり」という立場を取っています。

著者が批判しているのは、現在の「学校文法」(文法教育)。
そして「敬語」という考え方自体についても、「『敬語』は実は『婉曲表現』である」として、詳しく考察しています。

そして「未来の日本語」に関する『予測』もなかなか興味深い内容でした。


▽購入した本
*「日本語は敬語があって主語がない 『地上の視点』の日本文化論」
金谷武洋・著、光文社新書


日本語は敬語があって主語がない 「地上の視点」の日本文化論

日本語は敬語があって主語がない 「地上の視点」の日本文化論

  • 作者: 金谷 武洋
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/09/17
  • メディア: 新書



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コメント 4

manamana

見目麗しい女性が「やばい」なんて言葉使うので、
どうも違和感がぬぐえないのですが。
あと、半端ない、これも好きじゃない言い方です。
でも標準語として定着していくのでしょうね。
by manamana (2011-05-29 09:49) 

ぬれぴよこ

「未来の日本語」の予測、気になります!
by ぬれぴよこ (2011-05-29 14:25) 

Lionbass

manamanaさま
「半端ない」は「パない」ですからね、今や!
まあ何でも定着するわけではないと思いますが…。
by Lionbass (2011-06-02 12:02) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
言葉はだいたい「簡単」「楽」な方向に変化していくようなので、「語尾変化が簡略化されていく」みたいな予測は立てやすいのだと思います。(マジレス)
by Lionbass (2011-06-02 12:05) 

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