「5番なう！」を聴く

ツイッターを通して『結成』されたオーケストラ粒谷区立管弦楽団「サジタリウス」のリアル演奏会「5番なう！」が昨夜（15日夜）行われました。
去年の第1回演奏会「本番なう！」は出演しましたが、今回は聴く方に回りました。
（ちなみに身内が出演してました。）

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粒谷区立管弦楽団「サジタリウス」演奏会「5番なう！」
日時：2011年8月15日(月) 19:45開演
場所：なかのＺＥＲＯ大ホール
曲目：チャイコフスキー交響曲5番
　　　ベートーヴェン交響曲5番「運命」
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赤い服が目立ちますが、下のプログラムにもあるようなチャイコフスキーとベートーベンの似顔絵をあしらった「5番なう！」Tシャツを着ている団員が多いためです。

【プラグラム表紙】

演奏ですが、去年よりは進化していたと思います。
練習の回数が増えていたとはいえ、しょせん『寄せ集め』のオケですし、管楽器の人数も増やしてどちらの曲とも100人を超えるメンバーがステージに乗っていたはずで、特にチャイコフスキーはよくまとまっていたと思います。
舞台から溢れ出る音には迫力がありました。

それに比べればベートーベンは、ちょっと危なっかしいところがありました。
もうちょっと練習して、指揮者とオケメンバーの間のコミュニケーションが取れるようになればいい演奏になる潜在力はあると思いました。

野球に例えれば、まだ「チームプレー」ができてなくて全員がホームランを狙って大振りしてる感じ。
最初は、相手ピッチャー（チャイコフスキー）が対戦しやすかったためか、試合に勝利。

でもベートーベン相手だとホームラン狙いばかりではだめで、もっと緻密なチームプレーをしないと手強いピッチャーだ、という感じではないでしょうか。

でもまあ、アマチュアオケ＝草野球ですから…。
プレーヤーにケガがなくて、かつ楽しんでプレーできればいいのかもしれません。
チームプレーができればもっと楽しいとは思いますが…。

そういえば、来場者は650人を超えていたそうです。
去年は300人いなかったので、倍以上に増えました。
『知名度』が去年より上がったことや、ちらしを他のオケの演奏会のプログラムに挟み込んだりして宣伝活動に努めたのが功を奏したのだと思います。

果たして『次』はあるのでしょうか…。

タグ：オーケストラ ツイッター チャイコフスキー ベートーベン