「メディアと日本人」

▼読み終わった本
＊「メディアと日本人――変わりゆく日常」
橋元良明・著、岩波新書

メディアと日本人――変わりゆく日常

• 作者: 橋元 良明
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 2011/03/19
• メディア: 新書

【帯紹介】
******************************
メディア激変の今、必読の1冊！
読書離れ、テレビ離れは本当？
ネットが若者に与える影響は？
******************************

「はじめに」では、「この一五年間のメディア環境の急変ぶりは、人類史上特筆すべきものと言って大げさではないだろう。いうまでもなく、その立役者はケータイとインターネットの普及である。」という文章から始まります。

「情報を伝達する手段」という意味での『メディア』は古くからあったのでしょうが、この本では、「日本人はメディアをどう受け入れてきたか」という1章で、天正遣欧少年施設の手により日本に印刷機が持ち込まれたところから話が始まります。

そして、電話や印刷物、ラジオ、テレビ、そしてインターネットというメディアの変遷と、それが日本人の生活に与えた影響について考察しています。

（途中飛びますが）終章の「メディアの未来に向けて」では「ネットはテレビを浸食しているか」という項で、「必ずしもインターネットが直接的にテレビの視聴時間を浸食しているのではない」と指摘しています。
ご興味のある方は、是非この本を読んでみてください。


▽購入した本
＊「ソーシャルメディア炎上事件簿」
小林直樹・著、日経BP社

ソーシャルメディア炎上事件簿

• 作者: 小林 直樹
• 出版社/メーカー: 日経BP社
• 発売日: 2011/08/25
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

タグ：橋元良明 メディア テレビ インターネット