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小林美恵・有森博デュオリサイタルを聴く【演奏会のはしご・その2】 [音楽・楽器]

「新日響の「幻想」を聴く【演奏会のはしご・その1】」から続きます。

おとといの日曜日(22日)、すみだトリフォニーでの新日本交響楽団の演奏会を聞いたあとは門前仲町へ移動。

目的地は、友人が新たに造った音楽サロン「シンフォニーホール東京」

超一流の演奏会お2人の出演によるホール(サロン)のこけら落としの演奏会が開かれました。

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小林美恵&有森博デュオリサイタル
日時:2012年4月22日(日)午後5時開演
会場:シンフォニーホール東京
曲目:ストラヴィンスキー 「ロシアの踊り」(ペトルーシュカより)
   チャイコフスキー 「舟歌」(「四季」より六月)<ピアノ独奏>
   プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ第2番
   ショーソン 「詩曲」
   フランク ヴァイオリン・ソナタ
   <アンコール>
   クライスラー 「愛の喜び」
   チャイコフスキー 「感傷的なワルツ」
   クライスラー 「美しきロスマリン」
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IMG小林有森デュオリサイタル.jpg

サロンは、年季の入ったビルの一室を、音響関係の設計の専門家の手で改装したもので、スタインウェイのピアノが置かれています。
この日の聴衆は約60人。

私は後方に座ったのですが、前方の席の人は文字通り『かぶりつき』状態で演奏を聞いていました。

曲目ですが、上記の通り、大きなホールでやってもいいような充実したプラグラム。

ヴァイオリンの小林さんは、桜色のドレスで、会場に登場したときはとても可憐で穏やかな表情をしていたのが、1曲目の「ペトルーシュカ」が始まった瞬間、決然とした表情に変わり、まるで別人かと思うほど。

小林さんと有森さんは、実は芸大の同級生だそうですが、共演はこれが初めてだったとのこと。
そして、今後も共演の予定は入っていないそうなので、いわば「この日のため」かつ「この日限り」のデュオというわけです。
でも、初めて一緒に弾いたとは思えないような息の合った演奏。

とにかく、たった60人で聴くのはもったいないような贅沢で素晴らしい時間でした。

そして、終演後には、懇親パーティーが行われ、出演者お2人だけでなく、聴衆の各界で活躍中の皆さんや、サロンの設計者などともお話することができて、あっという間に終電近くの時間になりました。

小林さんは、実は我が家の近くにお住まいということで、(終電間近の)電車で途中まで一緒に帰ってきて、いろいろとお話を伺うこともできて、さらに得した気分でした。

前日の土曜日はオーケストラの練習のはしごだったのですが、日曜日は素晴らしい演奏会をはしごして、とても充実した週末でした。
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ちんくろ2級

シンフォニーホールって、どこかで聞いたことあるなぁと思ったら・・・岡山のお城のちかくにある大きなホールがその名前でした。

by ちんくろ2級 (2012-04-25 18:49) 

Lionbass

ちんくろ2級さま
「シンフォニーホール」といえば、大阪のが「ザ」がついてるくらいですから「本家」なんでしょうけどね…。(笑)
by Lionbass (2012-04-30 21:56) 

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