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「オーケストラーダ」の「展覧会」&「ボレロ」を聴く [音楽・楽器]

もう3日もたってしまいましたが、日曜日の夜、お誘いのあった演奏会を聴きに行きました。

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オーケストラーダ第3回演奏会
日時:2012年5月27日(日) 19:30開演
会場:杉並公会堂 大ホール
指揮:久保田昌一
曲目:ムソルグスキー(ラヴェル編曲) 組曲「展覧会の絵」
   ボッシ「ゴルドーニ間奏曲」より
   ラヴェル:ボレロ
  <アンコール>
   フォーレ「ペレアスとメリザンド」より「シシリエンヌ」
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【プログラム表紙】
IMGオーケストラーダ#03.jpg
(真ん中当たりの黒い線はオリジナルはもう少し淡い灰色です)

多摩管弦楽団の演奏会に賛助出演したあとだったわけですが、打ち上げへの出席は断念し、知人が借りる楽器(コントラバス)を運んでから帰宅。
軽く夕食を済ませてから、杉並公会堂に向かいました。

一言で言うと、とても意欲的なプログラムです。

「第3回」ということからも分かるように、最近できたアマチュアオーケストラだということ。
メンバーのリストを見ると、何人か知っている名前が…。
弦楽器はチェロが7人、コントラバスが6人とやや少なめ。

最初の「展覧会の絵」はムソルグスキーのピアノ曲をラヴェルが編曲したものですが、いろんな楽器の技巧が試される難しい曲です。
古典的なオーケストラ曲では使われないサクソフォン(アルトサックス)や、通常はユーフォニアムで演奏されるテューバのソロなどが有名です。

上述のように弦楽器の人数は多くはないのですが、それを感じさせないほどの迫力のがある、立派な演奏でした。

2曲目のボッシはイタリアの19世紀後半~20世紀前半の作曲家だそうですが、まったく知りませんでした。
1回聴いただけではよく分かりませんが、なかなか面白そうな曲だという印象。

そして3曲目は「ボレロ」。
とにかく、管楽器の技術レベルに自信がないとできない選曲だと思います。
小太鼓が終始リズムを刻む中、フルート→クラリネットと順番にソロでメロディーを演奏します。
2種類のサックスなど、こちらもオケとしては珍しい楽器が使われています。
一番難しいと思われるトロンボーンのソロも合格点。

指揮の久保田氏はジュリアードを終了し、シカゴ交響楽団の指揮研修員を務めているそうで、とても統率力のある棒だと思いました。

音楽とは関係ありませんが、杉並公会堂は自宅からそんなに遠くないので、行き帰りとも歩きました。
片道30分弱。
爽やかな初夏の夕方で、往路は演奏会出演を1つ終えたあと。
帰りはさらになかなかいい演奏会を聴いたあとで、いい気分で歩くことができました。

という感じで、土曜日=2つのオーケストラの練習(GPと指揮者練)、日曜日=2つのオーケストラの演奏会(出演と鑑賞)というオーケストラ三昧の週末は終わりました。
ほとんどの週末が似たようなものですが…。(笑)
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