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世田谷でベートーヴェン・プロを聴く【演奏会のはしご・その2】 [音楽・楽器]

「文京シビックでマーラー9番を聴く【演奏会のはしご・その1】」から続きます。

ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ(JMO)の演奏会を途中で離脱し、地下鉄南北線→半蔵門線と乗り継いで向かったのは、世田谷区民会館。

身内が出演する演奏会を聴くためです。

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ドミナント室内管弦楽団コンサート・シリーズ第1回
<ベートーヴェンの時代>
日時:2012年6月24日(日)午後3時開演
会場:世田谷区民会館
指揮:木許裕介
独奏:小林真央(ピアノ)
曲目:ベートーヴェン 劇付随音楽「エグモント」序曲
   同 ピアノ協奏曲第4番
   同 交響曲第1番
  <アンコール>
   グリーグ「初めての出会い」
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IMGドミナント201206.jpg

このオケ、とても若いメンバーで構成されていて、ほとんどが20代のようです。
そして、指揮者もピアノ独奏者も20代。

去年12月にも聴いて、そのときは「今後に期待」などと書いたのですが、それに比べるとかなりレベルアップしてると思いました。

前回は曲も難しかったですし…。

もちろん、ベートーヴェンが簡単というわけではないのですが、前回のストラヴィンスキーなどの方が、ほころびが目立ちやすいというか…。


ところで、開演時間をよく見ていただくと分かるのですが、先に聴きに行ったJMOは午後2時開演。
そしてこちらのドミナントは午後3時開演だったので、なんとか「はしご」ができました。

永田町駅で南北線→半蔵門線の乗り継ぎが上手くいって、ギリギリ東急田園都市線の急行に乗れましたし、三軒茶屋からはタクシーを利用したので、文京シビックホールから世田谷区民会館までたぶん40分くらいで到着しました。

もちろんマーラーは途中までしか聴けず、ベートーヴェンは「エグモント」は聴けなかったのですが…。

演奏の感想ですが、ピアノ協奏曲はとても整っていて堂々とした演奏でした。
シンフォニーもよくまとまっていたと思います。
交響曲1番ということで、まだモーツァルトやハイドンの『香り』をかすかに残した若々しい曲ですが、演奏もフレッシュだったと思います。

それにしても、本当にいろんなオケがありますね。
東京のクラシック音楽演奏家のすそ野の広さは、すごいことだと思います。

それが、プロのオーケストラの集客につながっていないのは残念ですが…。

集客といえば、JMO、ドミナントともに会場には空席が目立ちました。
いろいろ事情があるでしょうが、聴衆の動員にはもう少し力を入れるべきなのだろうと思いました。
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