ベルリオーズの宗教曲「キリストの幼時」演奏に参加する [音楽・楽器]
今年4月にモーツァルトの「レクイエム」を演奏した団体からお話があったので、再び聖心女子大のチャペルで演奏してきました。
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クリスマスコンサート(Concert de Noêl) 2012
日時:2012年12月16日(日)14時開演
会場: 聖心女子大学・チャペル
指揮:マルグリット・フランス(Marguerite FRANCE)
独唱:語り部(Le récitant) 武田正雄(テノール)
マリア(La vierge Marie) 石井恵子(ソプラノ)
ヨゼフ(Joseph) 根岸一郎(バリトン)
ヘロデ王(Hérode) 五島泰次郎(バス)
工匠の父 / Le père de famille 田中拓風(バス)
ポリュドールス(Polydorus) 今井 隆(バリトン)
百人隊長(Un Centurion) 佐藤 薫(テノール)
独奏:東大輔(フルート)
管弦楽:リテー管弦楽団(Orchestre Philharmonique Ritae)
合唱:主の民合唱団(Choeur du Peuple de Dieu)
リテー合唱団(Choeur Ritae)
曲目:ペルゴレージ フルート協奏曲第1番ト長調
ベルリオーズ「キリストの幼時」("L'Enfance du Christ")
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(ご存じのように)ベルリオーズはベートーヴェンのすぐあとくらいの時代のフランスの作曲家です。
「幻想交響曲」と「ローマの謝肉祭」は何度も演奏したことありますが、それ以外はほとんど演奏してません。
この「キリストの幼時」という曲、存在さえ知りませんでした。
もちろんCDも持っていなかったので、急いで密林で購入しiPodに入れて聴きました。
1時間半くらいかかる大曲で、通勤の際に片道では終わらないのですが…。
内容ですが、キリストの幼いころについて歌っているそうです。
(あまり詳しくは理解できていませんが…。)
日本では、年末というとベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」(第九)ばかりが演奏されます。
ヨーロッパなどでは、クリスマスシーズンということで、バッハやヘンデルの宗教曲を演奏するのがプピュラーだと聞きます。
でも、このベルリオーズの曲は、ヨーロッパでもそんなに盛んに演奏されているわけではないということです。
<追記>
曲は、とても美しい合唱曲もあれば、ベルリオーズらしいちょっと不気味な部分もあり、さらにはフルート2本とハープだけの曲も。
最後はコーラスだけで「アーメン」と歌って終わります。
演奏が終わるころになって、ようやく少し曲に入り込めるようになりました。
また弾く機会はなさそうですが…。
<追記終わり>
それから、1曲目は18世紀前半のイタリアの作曲家、ペルゴレージのフルート協奏曲。
これも初めて演奏しました。(というか初めて聞きました。)
ペルゴレージは名前しか知りませんでしたが、バッハやヴィヴァルディなどとも活動時期が重なっているそうで、いわゆるバロック風と言えばいいんでしょうか、分かりやすい曲でした。
ちなみに、この演奏会を主催した日仏楽友協会(AFJAM)というNPOは、文字通りフランスと日本の音楽的架け橋となるための活動をしているということ。
で、きょうの演奏ですが、会場が聖心女子大のチャペル(聖堂)ということで、残響がとても豊かなため、いわばお風呂で歌うような状態。
いろいろ「事故」もありましたが、アラがだいぶ隠れたのではないでしょうか。
寒い中、多くの人が聴きに来てくださってました。
(写真はリハーサルの様子)
前回4月のレクイエムはオケが20人くらい、コントラバスは1人でしたが、きょうはオケが倍くらいの人数で、コントラバスは2人でした。
【きょうのLionbass】
隣で一緒に演奏したSさん(とても若い女性)が、たいへんな腕前で、楽しんで弾くことができました。
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クリスマスコンサート(Concert de Noêl) 2012
日時:2012年12月16日(日)14時開演
会場: 聖心女子大学・チャペル
指揮:マルグリット・フランス(Marguerite FRANCE)
独唱:語り部(Le récitant) 武田正雄(テノール)
マリア(La vierge Marie) 石井恵子(ソプラノ)
ヨゼフ(Joseph) 根岸一郎(バリトン)
ヘロデ王(Hérode) 五島泰次郎(バス)
工匠の父 / Le père de famille 田中拓風(バス)
ポリュドールス(Polydorus) 今井 隆(バリトン)
百人隊長(Un Centurion) 佐藤 薫(テノール)
独奏:東大輔(フルート)
管弦楽:リテー管弦楽団(Orchestre Philharmonique Ritae)
合唱:主の民合唱団(Choeur du Peuple de Dieu)
リテー合唱団(Choeur Ritae)
曲目:ペルゴレージ フルート協奏曲第1番ト長調
ベルリオーズ「キリストの幼時」("L'Enfance du Christ")
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(ご存じのように)ベルリオーズはベートーヴェンのすぐあとくらいの時代のフランスの作曲家です。
「幻想交響曲」と「ローマの謝肉祭」は何度も演奏したことありますが、それ以外はほとんど演奏してません。
この「キリストの幼時」という曲、存在さえ知りませんでした。
もちろんCDも持っていなかったので、急いで密林で購入しiPodに入れて聴きました。
1時間半くらいかかる大曲で、通勤の際に片道では終わらないのですが…。
内容ですが、キリストの幼いころについて歌っているそうです。
(あまり詳しくは理解できていませんが…。)
日本では、年末というとベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」(第九)ばかりが演奏されます。
ヨーロッパなどでは、クリスマスシーズンということで、バッハやヘンデルの宗教曲を演奏するのがプピュラーだと聞きます。
でも、このベルリオーズの曲は、ヨーロッパでもそんなに盛んに演奏されているわけではないということです。
<追記>
曲は、とても美しい合唱曲もあれば、ベルリオーズらしいちょっと不気味な部分もあり、さらにはフルート2本とハープだけの曲も。
最後はコーラスだけで「アーメン」と歌って終わります。
演奏が終わるころになって、ようやく少し曲に入り込めるようになりました。
また弾く機会はなさそうですが…。
<追記終わり>
それから、1曲目は18世紀前半のイタリアの作曲家、ペルゴレージのフルート協奏曲。
これも初めて演奏しました。(というか初めて聞きました。)
ペルゴレージは名前しか知りませんでしたが、バッハやヴィヴァルディなどとも活動時期が重なっているそうで、いわゆるバロック風と言えばいいんでしょうか、分かりやすい曲でした。
ちなみに、この演奏会を主催した日仏楽友協会(AFJAM)というNPOは、文字通りフランスと日本の音楽的架け橋となるための活動をしているということ。
で、きょうの演奏ですが、会場が聖心女子大のチャペル(聖堂)ということで、残響がとても豊かなため、いわばお風呂で歌うような状態。
いろいろ「事故」もありましたが、アラがだいぶ隠れたのではないでしょうか。
寒い中、多くの人が聴きに来てくださってました。
(写真はリハーサルの様子)
前回4月のレクイエムはオケが20人くらい、コントラバスは1人でしたが、きょうはオケが倍くらいの人数で、コントラバスは2人でした。
【きょうのLionbass】
隣で一緒に演奏したSさん(とても若い女性)が、たいへんな腕前で、楽しんで弾くことができました。
チャペルにはよい魔物?がいて、どういう演奏であってもよいものとなるようです。
どこまで客観的になったらいいのか悩ましいです。
とはいえ場の雰囲気も、音楽の重要な要素ではありますね。
by sonic (2012-12-20 12:57)
sonicさま
コメントありがとうございます。
「魔物」ですか…!?
調べてみるとこのチャペルは「1959年献堂」だということ。
いろんな歴史がありそうです。
by Lionbass (2012-12-27 11:50)