スメタナホールでの演奏会は…【年末年始・中欧旅行記(06)】

「プラハ城と赤獅子レストラン【年末年始・中欧旅行記(05)】」から続きます。

プラハ城を観光し、赤獅子レストランで昼食を済ませた後は、いったんホテルに戻ります。

お城のある丘のふもと付近から地下鉄に乗車。
A線のマロストランスカという駅です。



結構深いようで、長いエスカレーターがあります。
写真では分かりにくいですが右側に立って、左を空けるのがルールのようです。
関西式？みたいです。（笑）



駅内部は結構きれい。



こちらは地下鉄路線図。



車両はこんな感じ。



ムステクという駅で乗り換えます。


緑がシンボルカラーのA線から黄色のB線に乗り換えましたが、車内は似たような感じですね。




ホテル近くの共和国広場駅で下車。



ホテルのすぐ近くにあるスーパーマーケット"BILLA"の入り口。



ホテルで一休みしたあと出かけます。
市民会館内にある演奏会場「スメタナホール」でのジルベスター（大みそか）コンサートです。
午後4時開演で、オーケストラはボリス・ペルヌー指揮、"Prague Philharmonic Orchestra"（プラハ・フィルハーモニック管弦楽団）。
曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」とドボルザークの交響曲第9番「新世界より」です。


日本からネットで予約してあったチケットを受け取り、ホール内部へ。
ロビーは人であふれかえっています。
地元の人がほとんどの感じで、皆さん年末のあいさつをしているようです。


ホールの内部はこんな感じ。
結構豪華でいかにも由緒ありそうな感じ。



演奏の方ですが、実はかなり残念な感じ。

1曲目の協奏曲の独奏は、韓国人だと思われるキム・ダウンという女性のピアニストで、一生懸命だとは思いますが「まだまだ修行してね」というのが感想。

そして2曲目の「新世界より」は3楽章を省略しての演奏。
それでいてアンコール（スラブ舞曲）はあったので、「それなら3楽章も演奏すればいいのに」と思いました。

オケですが、練習不足というかなんというか…。
「常設」の一流オケという印象は残念ながら受けません。
「プラハ」を名乗るオケはたくさんあるようなのですが、「プラハ・フィル」というのは別にあるとの説もあって、その正体は調べてもよく分かりません。
まあ、音楽の盛んなプラハの有名ホールで演奏するには力量不足だというのが率直な感想でした。

それから、指揮者のボリス・ペルヌー(Boris Perrenoud)はスイス人らしくて、ウェブサイトもあるのですが、あまり耳にする名前はありませんね。
http://www.perrenoud-foundation.com/directories/1_collper/boris_perrenoud/biography/bp_biography_13.html

演奏会終了後は、夜のプラハを散策。


どこで食事しようか迷いましたが、家族全員あまり食欲がないので、軽食を買って帰って、ホテルの部屋でビールとともにいただきました。


夜中に新年を祝う花火がプラハの街中で打ち上げられ、ホテルの部屋から眺めました。

（つづく）

タグ：旅行 チェコ プラハ 地下鉄 スメタナホール 市民会館

コメント 5

エスカレータでの立ち位置は、｢関西式｣というよりは、左側に立つという習慣があるのが世界で東京近郊だけのような気がします。
これまで他に左側に立つ都市を見たことがありません。
by YAP (2013-06-26 08:01) 

エスカレータは右側待機が世界標準なんだそうです。
よく関西は右側待機といわれますが、京都は左側待機です。
都人は左側が好きなんでしょうか。
by サットン (2013-06-26 14:42) 

YAPさま
前も書いたような気もしますが、本当はエスカレーターは歩いてはいけないそうですね。
少なくとも日本のメーカーはそう言ってます。
「動く歩道」の場合は歩くのが前提のようですが…。
by Lionbass (2013-06-27 17:23) 

サットンさま
え！？
京都はほかの関西の都市と違うということですか？
知りませんでした。
by Lionbass (2013-06-27 17:25) 

http://homepage3.nifty.com/koufun365/right.html

右立ち
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by ひひ (2013-09-11 05:27)