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ノリントンのベートーヴェンその3・驚き満載の2時間でした【N響10月C定期】 [音楽・楽器]

10月のNHK交響楽団の定期演奏会はABCすべてノリントン指揮でベートーヴェンの交響曲。
BプログラムとAプログラムに続いて、Cプログラムを聴きに行きました。

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NHK交響楽団第1765回定期公演Cプログラム
日時:2013年10月25日(金)19時開演
会場:NHKホール
指揮:ロジャー・ノリントン
独奏:ラルス・フォークト(ピアノ)
曲目:ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」第3番
   同 ピアノ協奏曲第3番ハ短調
   同 交響曲第5番ハ短調「運命」
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img_NHKhall20131025.jpg
【今回も雨のNHKホール】

サー・ロジャー(ノリントン卿)とN響のベートーヴェン、過去にも聴いてますし、今月3回目だったので、ある程度予想はできたんですが、それても「驚き」に満ちた3曲、約2時間の演奏会でした。

今年3月、私が「指揮者デビュー」した演奏会と、プログラム3曲のうち2曲が同じ。
もちろん、曲の隅々まで分かっているつもりなので、とても興味深く聴きました。

「田園」でも交響曲8番でもそうでしたが、楽譜には指示のない強弱の変化や音符の強調が随所に出てきて、「へえ、そうやるのか」というところ満載。

そして、曲の終わる瞬間に客席を向くパフォーマンスは、今回、交響曲(「運命」)1楽章の最後で披露されました。
聴衆の一部が拍手すると、ノリントン卿は「もっと」と催促するような仕草で、さらに客席が盛り上がってました。

こうしたパフォーマンス(?)やその演奏スタイル(弦楽器はノンビブラート)などについては賛否両論すりょうですが、とにかく「退屈しなかった」のは確かです。

N響定期は、9月がブロムシュテット指揮でブラームス。
10月はノリントン卿のベートーヴェンと、1人の作曲家を中心に取り上げるプログラムが続きましたが、11月のB定期はショスタコーヴィチやチャイコフスキー。
その後もモーツァルトなど、聴きたい曲が並んでいるので楽しみです。
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