ノリントンのベートーヴェンその2・『ドヤ顔』は賛否両論?【N響10月A定期】 [音楽・楽器]
10月のNHK交響楽団の定期演奏会はABCすべてノリントン指揮でベートーヴェンの交響曲。
先日のBプログラムに続いて、A定期を聴きに行きました。
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NHK交響楽団第1764回定期公演Aプログラム
日時:2013年10月20日(日)15 時開演
会場:NHKホール
指揮:ロジャー・ノリントン
独唱:ジェームズ・ギルクリスト(テノール)
曲目:ベートーヴェン 「エグモント」序曲
ブリテン 「夜想曲」
ブリテン 歌劇「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」
ベートーヴェン 交響曲第8番へ長調
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
【雨のNHKホール】
先日のサントリーでも同じでしたが、弦楽器は対向配置で、コントラバスはステージ最後列に横1列といういつもの並びです。
1曲目は「エグモント」序曲。
フツーの演奏では、力を込めて弾くところが変に力が抜けていて、ノリントンの面目躍如という感じ。
ティンパニは当然バロック・ティンパニ。
2曲目はブリテンの歌曲。
1958年の作曲ということなので割と後期になるようです。
とても難しそうな音程が随所に出てくるようですが、何ぶん初めて聴く曲で、よく分からないうちに終わりました。
テノール歌手がとても素晴らしいことは分かりましたが…。
ちなみに、この曲は例によってブリテンの「終生のパートナー」であるピーター・ピアーズのために書かれたそうです。
ティンパニはひな壇ではなく弦楽器のすぐそば(上手側)に置かれた普通(モダン)の楽器。
3曲目もブリテンの作品。
歌劇「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」です。
オーケストラの演奏会でもよく取り上げられる曲ですが、何度か聴いたことがありました。
つい最近、FMラジオで歌劇全曲を放送しているのを聴いたばかりだったこともあり、楽しむことができました。
前の2曲と違ってオケは大編成で、ティンパニはひな壇上。
NHKホールだとこれくらいの編成の方がいいかも、と思いました。
そして、最後がベートーヴェンの第8交響曲。
かなり快速で、意表を突く強弱の付け方が面白い演奏でした。
ティンパニは「エグモント」序曲と同様にバロック。
ノリントンは1楽章と2楽章の終わりで客席の方を向いてにやりと笑ってました。
それにつられて聴衆も2楽章終わりでちょっと拍手。
そして4楽章の最後は曲の終了と同時にしたり顔で客席を向いて「どうだ」言わんばかりのジェスチャー。
大拍手が巻き起こりました。
ちょっと「受け狙い」の感じもしますが、お客さんが喜んでいるようなので、これはこれでありなのでしょう。
N響に合っているかどうかは賛否両論あるようですが…。
C定期も行く予定ですが、台風が来そうなので心配です。
ちなみにC定期のプログラムは、3曲中2曲が今年3月に私が指揮した演奏会と同じ曲です。
(別に世界的指揮者と張り合うつもりはありません。)
先日のBプログラムに続いて、A定期を聴きに行きました。
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NHK交響楽団第1764回定期公演Aプログラム
日時:2013年10月20日(日)15 時開演
会場:NHKホール
指揮:ロジャー・ノリントン
独唱:ジェームズ・ギルクリスト(テノール)
曲目:ベートーヴェン 「エグモント」序曲
ブリテン 「夜想曲」
ブリテン 歌劇「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」
ベートーヴェン 交響曲第8番へ長調
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【雨のNHKホール】
先日のサントリーでも同じでしたが、弦楽器は対向配置で、コントラバスはステージ最後列に横1列といういつもの並びです。
1曲目は「エグモント」序曲。
フツーの演奏では、力を込めて弾くところが変に力が抜けていて、ノリントンの面目躍如という感じ。
ティンパニは当然バロック・ティンパニ。
2曲目はブリテンの歌曲。
1958年の作曲ということなので割と後期になるようです。
とても難しそうな音程が随所に出てくるようですが、何ぶん初めて聴く曲で、よく分からないうちに終わりました。
テノール歌手がとても素晴らしいことは分かりましたが…。
ちなみに、この曲は例によってブリテンの「終生のパートナー」であるピーター・ピアーズのために書かれたそうです。
ティンパニはひな壇ではなく弦楽器のすぐそば(上手側)に置かれた普通(モダン)の楽器。
3曲目もブリテンの作品。
歌劇「ピーター・グライムズ」から「4つの海の間奏曲」です。
オーケストラの演奏会でもよく取り上げられる曲ですが、何度か聴いたことがありました。
つい最近、FMラジオで歌劇全曲を放送しているのを聴いたばかりだったこともあり、楽しむことができました。
前の2曲と違ってオケは大編成で、ティンパニはひな壇上。
NHKホールだとこれくらいの編成の方がいいかも、と思いました。
そして、最後がベートーヴェンの第8交響曲。
かなり快速で、意表を突く強弱の付け方が面白い演奏でした。
ティンパニは「エグモント」序曲と同様にバロック。
ノリントンは1楽章と2楽章の終わりで客席の方を向いてにやりと笑ってました。
それにつられて聴衆も2楽章終わりでちょっと拍手。
そして4楽章の最後は曲の終了と同時にしたり顔で客席を向いて「どうだ」言わんばかりのジェスチャー。
大拍手が巻き起こりました。
ちょっと「受け狙い」の感じもしますが、お客さんが喜んでいるようなので、これはこれでありなのでしょう。
N響に合っているかどうかは賛否両論あるようですが…。
C定期も行く予定ですが、台風が来そうなので心配です。
ちなみにC定期のプログラムは、3曲中2曲が今年3月に私が指揮した演奏会と同じ曲です。
(別に世界的指揮者と張り合うつもりはありません。)
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