ウン十年ぶりに本番で打楽器やりました【大森ベルポート第九演奏会終演】

突然ですが、高校卒業以来ウン十年ぶりに打楽器で演奏会に出演しました。
（最近「ウン十年ぶり」が多いですね…。）

出演したのは「第7回　大森ベルポートで第9を歌おう！」という演奏会。

「大森ベルポート」は、東京大田区のJR大森駅／京浜急行大森海岸駅近くにある巨大複合ビル（ビル自体は品川区にあるそうです）。

その1Fアトリウム（ロビー）で第九を歌うというイベントのために編成された「大森ベルポート第九オーケストラ」のメンバーが足りないということで、本番4日前に「打楽器奏者募集中」というお知らせが流れてきました。
私は打楽器奏者ではありませんが、高校のころにちょっとだけやっていたので、「もし私でよければ」と返事したところ、本番3日前に「ではお願いします」との返事があって、出演が決まりました。
（あまりにもギリギリのことだったので、本職の打楽器奏者で都合のつく人がいなかったようです。）

「第九」（ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」）には、ティンパニのほか、4楽章にバスドラム（大太鼓）、シンバル、トライアングルが加わります。
今回私はトライアングルを担当することになりました。

ということで、本番前日の22日（日曜日）午後、練習場所である大森ベルポート内の某大企業食堂へ。
こちらが今回使ったトライアングル。（某企業のオケの団員の持ち物だそうです。）


前日練習ではシンバル担当のメンバーがお休みだったので、「カルメン前奏曲」でシンバルを叩きました。


こちらの写真は第九の4楽章の打楽器の譜面。
ほかの楽器に比べるとシンプルですが、それだけにごまかしがききません。


こちらは、本番会場のアトリウムでの練習(GP)の様子です。
指揮は長田雅人さん。



高さ40mという吹き抜けになっているので、音がとても響くのですが、ほかの楽器の音がよく聞こえません。
打楽器はタイミングだけが勝負なので、なかなか演奏しにくい環境ではあります。
練習の時間はあまりなく、迷っているうちに終了。


そして本番当日。
前日はJR京浜東北線で行きましたが、このときは京浜急行線で。（各駅停車は4両編成）


こちらは本番前の最後の練習。


前半（第一部）はコーラスだけの出演。
合唱団のメンバーは品川区内で公募したそうですが、女声がソプラノ・アルト合わせて120人近くいたのに対し、男声はわずか二十数人だったようです。
男の方が声が大きいとはいえ、さすがにもう少し欲しいところ。


こちらが演奏会のプログラム。
長田さんの振るオーケストラ・ダスビダーニャのちらしが挟んであります。


本番ですが、第九の4楽章のほかに、ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー　第1幕前奏曲」、ビゼー「カルメン」前奏曲、それに「きよしこの夜」などを演奏しました。
「カルメン」前奏曲がなかなか難しかったのですが、それぞれに結構目立つ部分もあって、「叩きがいのある」プログラムでした。

こちらは本番終わって撤収（片づけ）の際のヒトこま。


なかなかできない経験をさせてもらいました。
前述のように、打楽器は音符はそんなに難しくないのですが、ちょっとでもずれると曲をぶち壊す恐れもあるので、ちょっと緊張しました、でも楽しんでやりました。
（ほかの楽器の人に「楽しそうだ」と言われました。^_^）

私は中学・高校時代、トロンボーン、テューバ、弦バス（コントラバス）、アルトクラリネット、（普通の）B♭クラリネットをやってました。
行進（マーチング）やるときは、弦バスは演奏できないので、打楽器をやるのがふつうで、私は主にバスドラムやってました。
また、高校3年の春休み（というか大学入学直前）の演奏会では、シンバルを叩きました。
（曲はワーグナー楽劇「ローエングリン」より「エルザの大聖堂への行進」）

ちゃんとして本番で打楽器を叩いたのはそれが最後。
そして、2年半前の粒吹（ツイッター吹奏楽）の練習でバスドラムを叩いたので、練習を含めればそれ以来でした。
でも、トライアングルはやったことなく、たぶん学校の音楽の授業以来だったような気がします。

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