「陰謀論の正体!」「メディアの苦悩」「ポスト資本主義社会」=読み終わった本(2014.07) [読書]
「読み終わった本」リスト(忘備録)、2014年07月分です。
▼読み終わった本
*「陰謀論の正体!」
田中聡・著、幻冬舎新書
とっても興味深い本でした。
「世の中の出来事・物事の裏には陰謀がある」とする「陰謀論」について、決めつけたりバカにしたりすることなく、真面目に論じています。
「東日本大震災は地震兵器によるものだ」などとする「説」を皮切りに、さまざまな「陰謀論」を紹介するとともに、その「背後」にいるとされる「組織」について「ユダヤ人」「アメリカ」「フリーメーソン」「イルミナティ」などがあることに触れています。
中に出てくる「陰謀論」の定義・原則の1つは「1.何事にも偶然はない/2.何事も表面とは異なる。/3.何事も結託している。」というもの。
そんなにすばらしい「陰謀」をめぐらせる力を持った組織があるなら、もっと効率的なやり方をするんじゃないでしょうか。
そして、もし「世界征服を企む悪の組織」があるとしたら、その候補としてもっとも有力なのは、◎イクロソフトとか◎ーグルなど、世界中のコンピューターを動かす力がありそうな企業や、某アジアの大国の軍隊のハッカー部隊だったりするのではないかと思うのですが…。
▼読み終わった本
*「メディアの苦悩――28人の証言」
長澤秀行・著、光文社新書
電通でメディア関係の仕事を長年してきた筆者が、いわゆる「既存メディア」やネットメディアの首脳とのインタビューを通じて、文字どおり「メディアの苦悩」について考える本。
「既存メディア」が衰退局面に、ネットメディアが上昇過程にあることは間違いないでしょうが、新聞社がどんどん経営破綻しているアメリカなどとは、また違う経過をたどるのではないかと思っています。
▼読み終わった本
*「侮日論 『韓国人』はなぜ日本を憎むのか」
呉善花・著、文春新書
*****************************
【帯紹介文】
「植民地支配が反日の起源ではない」
「事大主義」「朴槿恵の秘密」「血の一体性」「対馬侵略の過去」「日本人蔑視の600年」
暴走韓国の深層をえぐる決定版
*****************************
「スカートの風」を皮切りに、日本と韓国の関係について多くの著作をものしてきた呉善花氏の本。
(呉氏は現在日本国籍だそうです。)
韓国の日本に対する複雑な感情は、1910年の日韓併合や第二次大戦中のできごとに起源があるのではないことを、いろんな実例を挙げながら説明しています。
▼読み終わった本
*「ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会」
P.F.ドラッカー著、上田惇生・訳、ダイヤモンド社
「マネジメント」で知られる経営学者、ドラッカーは、組織の一つの形としてオーケストラをしばしば例に挙げています。
この本には、例えば次のような文章があります。
「オーケストラでは、多いときには100人を超える音楽家がともに演奏する」しかし、マネジメントの人間、すなわち指揮者はただ一人である。彼と団員たちとの間に中間的な階層はない。これが情報型組織のモデルである。」
まあ、オケにも「首席奏者」という中間的な階層は存在しますが、演奏というよりはその周辺での仕事が多いかもしれません。
また、音楽面以外の仕事をするため、オケには「事務局」があり、そこには階層的な組織が存在するわけですが…。
▼読み終わった本
*「陰謀論の正体!」
田中聡・著、幻冬舎新書
とっても興味深い本でした。
「世の中の出来事・物事の裏には陰謀がある」とする「陰謀論」について、決めつけたりバカにしたりすることなく、真面目に論じています。
「東日本大震災は地震兵器によるものだ」などとする「説」を皮切りに、さまざまな「陰謀論」を紹介するとともに、その「背後」にいるとされる「組織」について「ユダヤ人」「アメリカ」「フリーメーソン」「イルミナティ」などがあることに触れています。
中に出てくる「陰謀論」の定義・原則の1つは「1.何事にも偶然はない/2.何事も表面とは異なる。/3.何事も結託している。」というもの。
そんなにすばらしい「陰謀」をめぐらせる力を持った組織があるなら、もっと効率的なやり方をするんじゃないでしょうか。
そして、もし「世界征服を企む悪の組織」があるとしたら、その候補としてもっとも有力なのは、◎イクロソフトとか◎ーグルなど、世界中のコンピューターを動かす力がありそうな企業や、某アジアの大国の軍隊のハッカー部隊だったりするのではないかと思うのですが…。
▼読み終わった本
*「メディアの苦悩――28人の証言」
長澤秀行・著、光文社新書
電通でメディア関係の仕事を長年してきた筆者が、いわゆる「既存メディア」やネットメディアの首脳とのインタビューを通じて、文字どおり「メディアの苦悩」について考える本。
「既存メディア」が衰退局面に、ネットメディアが上昇過程にあることは間違いないでしょうが、新聞社がどんどん経営破綻しているアメリカなどとは、また違う経過をたどるのではないかと思っています。
▼読み終わった本
*「侮日論 『韓国人』はなぜ日本を憎むのか」
呉善花・著、文春新書
*****************************
【帯紹介文】
「植民地支配が反日の起源ではない」
「事大主義」「朴槿恵の秘密」「血の一体性」「対馬侵略の過去」「日本人蔑視の600年」
暴走韓国の深層をえぐる決定版
*****************************
「スカートの風」を皮切りに、日本と韓国の関係について多くの著作をものしてきた呉善花氏の本。
(呉氏は現在日本国籍だそうです。)
韓国の日本に対する複雑な感情は、1910年の日韓併合や第二次大戦中のできごとに起源があるのではないことを、いろんな実例を挙げながら説明しています。
▼読み終わった本
*「ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会」
P.F.ドラッカー著、上田惇生・訳、ダイヤモンド社
「マネジメント」で知られる経営学者、ドラッカーは、組織の一つの形としてオーケストラをしばしば例に挙げています。
この本には、例えば次のような文章があります。
「オーケストラでは、多いときには100人を超える音楽家がともに演奏する」しかし、マネジメントの人間、すなわち指揮者はただ一人である。彼と団員たちとの間に中間的な階層はない。これが情報型組織のモデルである。」
まあ、オケにも「首席奏者」という中間的な階層は存在しますが、演奏というよりはその周辺での仕事が多いかもしれません。
また、音楽面以外の仕事をするため、オケには「事務局」があり、そこには階層的な組織が存在するわけですが…。
陰謀論は面白く読めそうです。
いろいろと裏側で手を引いている組織があるのではないかという憶測はあるのでしょうが、実態はいかに?
by YAP (2014-08-06 07:02)
陰謀論はこちらのブログで知り購入、私も読み終わりました。
手に取る前までは今までよくあったような眉唾な事例がたくさん
紹介されているだけの本なのかなと思っていたら良い意味で
予想を裏切ってくれて陰謀論自体を俯瞰して語られている内容で
今まであまりないアプローチで面白かったです。
でも安倍首相とケネディ駐日大使の握手が・・・・とか書かれると
やはりそちらの方が面白いんですよね(笑)
by ゆるキャラ (2014-08-06 23:08)
YAPさま
例えば「◎シュロン」という米英をはじめとするアングロサクソン諸国による盗聴システムの存在は明らかになっているわけで、これも「陰謀」の一つではないかと思うのです…。
さまざまなソフトウエアに、利用者が知らない抜け道・バックドアがあると聞きますし…。
by Lionbass (2014-08-09 22:36)
ゆるキャラさま
紹介した本にご興味持たれたとのこと、光栄です。
アフィリエイトはやってないんですが…。^_^
読んでみて「陰謀論」は突拍子もない方が面白いような気がしてしまいました。
by Lionbass (2014-08-09 22:45)