情感こもった歌声でした【田中英明テノールリサイタルを聴く】

きのう伺った2つ目の演奏会。

前日土曜日にはPROJECT Bのピアニスト、田中良茂さんご出演の演奏会に伺いましたが、きのうは田中さんのお父上で声楽家である田中英明さんのリサイタルです。
（紀尾井ホールでのオーケストラ・ニッポニカ演奏会終演から30分しかなかったので、ホテル・ニューオータニからタクシーに乗り駆けつけました。）

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田中英明テノールリサイタル
日時：2014年11月9日（日）午後5時開演
会場：ヤマハホール（東京・銀座）
ピアノ：柴田かんな
曲目：ヘンデル　歌劇「セルセ」より「樹木の陰で（オンブラ・マイ・フ）」
　　　ファゾーロ　「望みを変えよ」
　　　グルック　歌劇「パリーデとエレーナ」より「ああ　私のやさしい熱情が」
　　　トスティ　「魅惑」「四月」「理想の女」
　　　ドニゼッティ　歌劇「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」
　　　滝廉太郎　「荒城の月」「花」
　　　平井康三郎　「ゆりかご」「平城山」
　　　ディカプア　「私は君に口づけしたい」
　　　ガスタルドン　「禁じられた音楽」
　　　ヴァレンテ／タリアフェッリ　「情熱」
　　　プッチーニ　歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
　　＜アンコール＞
　　　團伊玖磨　「花の街」
　　　中田喜直　「夏の思い出」
　　　　ほか
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お父上が声楽家であることは知っていたのですが、ホールでちゃんと聴いたのは初めてでした。
実は80歳になられるとのこと。
その年齢でリサイタルを開くだけでもすごいことだと思うのですが、とても情感のこもった説得力のある歌声。
オペラの中の曲や日本のなじみ深い歌曲など、「聞かせる」プログラムでした

テノールですから、どれだけ高い声が出るかが一つのポイントだと思うのですが、とても素晴らしいと思いました。
声楽についての知識はないので、技術的な評価をする資格はないのですが…。

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