SSブログ

かつて吹いていたクラリネットとテューバの協奏曲を聴く【日フィル12月定期】 [音楽・楽器]

きのうは会員になっている日フィルの定期演奏会でした。
会場はサントリーホール。
img_カラヤン広場201512.jpg
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
日本フィルハーモニー交響楽団 第676回 東京定期演奏会
日時:2015年12月11日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:尾高忠明
独奏:伊藤寛隆(日フィル首席奏者)
   柳生和大(日フィル楽員)
曲目:フィンジ クラリネットと弦楽のための協奏曲
   ヴォーン・ウィリアムズ バステューバと管弦楽のための協奏曲
   シューベルト 交響曲第8番ハ長調「グレート」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

img_日フィルプログラム201512.jpg

私は中学・高校の6年間吹奏楽部でしたが、そのうち3年はテューバ、1年はクラリネット吹いてましたので、この日のプログラムは聴かないわけにはいきません。
特に、テューバ協奏曲はこの楽器を吹いている人で知らない人はいないという有名曲。
私も中学校のころ、楽譜を持ってました。

一方のフィンジは初めて聴きました。

定期会員になっている席は舞台後ろ側の「P席」なので、独奏者の音が聞こえにくいのが難点なんですが、クラリネット協奏曲は伴奏(オーケストラ)が弦楽器だけということもあり、そんなに問題はありませんでした。
結構渋くて叙情的な曲で、演奏も素敵でした。

テューバ協奏曲はソリストが通常のような指揮者とコンサートマスターの間ではなく、ヴィオラと指揮者の間に位置。
これは楽器のベル(朝顔)が客席を向くように配慮したものだと思います。
このためP席ではソロの音がちょっと聴きにくくて、少し残念でした。
まあ、曲は知っているのでオケ全体として楽しむことができましたが…。

後半はシューベルトの大作「グレート」。
オケは最初「エンジンがかかってないかな?」という感じでしたが、徐々にテンションが上がっていって、フィナーレは大変盛り上がって終わりました。

客席には、クラリネットかテューバのコンチェルトを聴きに来たであろう制服姿の高校生の集団がいましたが、全体としては60-70%くらいの埋まり具合。
もうちょっとお客さんが入るとオケとしては嬉しいんでしょうが…。
nice!(8)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 8

コメント 2

hanamura

保育園で指揮者、小学校お休み、中学校はトロンボーンからテナー・サックス、高校時代はパーカッション&ラグビー部・・・って、なんだろう?
制服姿の高校生の集団に、聴いてもらいたいですねぇ!政府はダメそうなので、大企業様に、学生児童教育にお金出して欲しいですねぇ。
by hanamura (2015-12-12 10:25) 

Lionbass

hanamuraさま
プロのオーケストラは以前から学校などに出向いて演奏を聞かせる活動をしているんですけどね…。
以前は「音楽教室」などと称していたのが最近は「アウトリーチ活動」と言ったりします。
子供たちには絶対にいい経験だと思います。

by Lionbass (2015-12-18 06:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。