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珍しい『ロシア・ソ連プロ』は熱演でした【日フィル5月東京定期を聴く】 [音楽・楽器]

きのうは日フィル東京定期。
プログラムは、指揮のラザレフ(まもなく首席指揮者退任)が得意とするチャイコフスキーとショスタコーヴィチというロシアとソ連の作曲家の作品。
会場は5日前にベルリンフィルを聴いたサントリーホールです。
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日本フィルハーモニー交響楽団 第680回東京定期演奏会
日時:2016年5月20日(金)午後7時開演
会場:サントリーホール(東京・赤坂)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ(首席指揮者)
曲目:チャイコフスキー 組曲第1番 二短調 作品43
   ショスタコーヴィチ 交響曲第6番 ロ短調 作品54
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img_日フィル201605.jpg

全体として、個人技(名人芸)がちりばめられた名演・熱演でした。

最初のチャイコフスキー「組曲第1番」は6曲からなる作品。
ちゃんと聴いたのはたぶん初めてでした。
(FMラジオで聞いたりしたことあるかもしれません。)
チャイコフスキーの管弦楽作品というとバレエ音楽がよく知られますが、この組曲も「チャイコフスキーらしさ」が随所にあって、面白い曲でした。
編成にトロンボーン・テューバが含まれていないので、「あれっ?」とか「ここにトロンボーンの音がほしいな」と思ってしまうところがありましたが…。

2曲目はショスタコーヴィチ。
「交響曲全集」6番は持っているのでCDはあるのですが、たぶんちゃんと聴いたことはありません。
(自分自身第5番と第10番しか演奏したことがありません。)
1楽章は第5番に、3楽章は第10番に似たところがあって、「ショスタコーヴィチ節」を楽しみました。
この曲、日フィルのの「本気さ」が伝わってきたように思います。
オーケストラを「その気・本気」にさせるのは、指揮者に必要な能力ですよね。

ちなみに、マエストロ・ラザレフの衣装はジャケットもネクタイもなしの黒シャツ。
例によって棒なしの指揮でした。
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