「米朝開戦」「日本語のミッシング・リンク」「ヤマザキマリのリスボン日記」=読み終わった本(2016.07) [読書]
「最近買った本」リスト(備忘録)、2016年7月分です。
▼読み終わった本
*「米朝開戦(1)~(4)」
マーク・グリーニー著、田村源二・訳、新潮文庫
アメリカの軍事サスペンス小説の大家、トム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズの最新作…なんですが、ご存知の通り、クランシーは2013年に亡くなっています。
この最新作「米朝開戦」(原題"Full Force and Effect")はここ何作かの共著者、マーク・グリーニーがクランシーの死後、単独でモノした本、ということになります。
冒頭、ベトナムでの場面から始まり、北朝鮮、アメリカ、メキシコなど世界各国を舞台に北朝鮮とアメリカ、それにさまざまな組織が駆け引きと対決を繰り広げます。
父親であるジャック・ライアン大統領も、息子のジャック・ライアン・ジュニア(非公式の情報機関の職員)も相変わらずの活躍を見せます。
自作もすでに書かれているということで、邦訳の出版が楽しみです。
(以前はジャック・ライアン・シリーズも英語で読んでましたが、時間がかかるので邦訳を待つよう、宗旨替えしました。)
▼読み終わった本
*「日本語のミッシング・リンク 江戸と明治の連続・不連続」
今野真二・著、新潮選書
幕末から明治(さらに大正期)にかけて、日本語がどのような変化をたどったかを検証した興味深い本。
この時期の日本語は、書き言葉と話し言葉、『漢文』と大和言葉の関係、外国語との接触・影響など、大きな変化の波に襲われました。
そのさまざまな側面からの考察が、大変勉強になりました。
▼読み終わった本
*「ヤマザキマリのリスボン日記」
ヤマザキマリ・著、朝日文庫
「テルマエ・ロマエ」で知られる漫画家でエッセイストのヤマザキマリさんが、ポルトガルのリスボンからmixiにアップした日記を集めた本。
夫はイタリア人の学者・研究者ということですが、イタリア人の姑の話がかなりの比重を占めています。
もちろん、リスボンでの暮らしについても、いろいろ興味深い話が満載。
そして、古代ローマに関する興味と、日本式の入浴を熱望が、「テルマエ・ロマエ」へとつながっていく様子が垣間見えて、あっという間に読み終わりました。
▼読み終わった本
*「走らないのになぜ『ご馳走』? NHK 気になることば」
NHKアナウンス室・編、新潮文庫
2年前に読んだ「『サバを読む』の『サバ』の正体: NHK 気になることば 」の続編。
NHKアナウンス室の「言葉おじさん」こと梅津アナウンサーが、日本語に関するさまざまな疑問やうんちくをまとめた本です。
「へえ」と思う話が満載で勉強になりました。
▼読み終わった本
*「米朝開戦(1)~(4)」
マーク・グリーニー著、田村源二・訳、新潮文庫
アメリカの軍事サスペンス小説の大家、トム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズの最新作…なんですが、ご存知の通り、クランシーは2013年に亡くなっています。
この最新作「米朝開戦」(原題"Full Force and Effect")はここ何作かの共著者、マーク・グリーニーがクランシーの死後、単独でモノした本、ということになります。
冒頭、ベトナムでの場面から始まり、北朝鮮、アメリカ、メキシコなど世界各国を舞台に北朝鮮とアメリカ、それにさまざまな組織が駆け引きと対決を繰り広げます。
父親であるジャック・ライアン大統領も、息子のジャック・ライアン・ジュニア(非公式の情報機関の職員)も相変わらずの活躍を見せます。
自作もすでに書かれているということで、邦訳の出版が楽しみです。
(以前はジャック・ライアン・シリーズも英語で読んでましたが、時間がかかるので邦訳を待つよう、宗旨替えしました。)
▼読み終わった本
*「日本語のミッシング・リンク 江戸と明治の連続・不連続」
今野真二・著、新潮選書
幕末から明治(さらに大正期)にかけて、日本語がどのような変化をたどったかを検証した興味深い本。
この時期の日本語は、書き言葉と話し言葉、『漢文』と大和言葉の関係、外国語との接触・影響など、大きな変化の波に襲われました。
そのさまざまな側面からの考察が、大変勉強になりました。
▼読み終わった本
*「ヤマザキマリのリスボン日記」
ヤマザキマリ・著、朝日文庫
「テルマエ・ロマエ」で知られる漫画家でエッセイストのヤマザキマリさんが、ポルトガルのリスボンからmixiにアップした日記を集めた本。
夫はイタリア人の学者・研究者ということですが、イタリア人の姑の話がかなりの比重を占めています。
もちろん、リスボンでの暮らしについても、いろいろ興味深い話が満載。
そして、古代ローマに関する興味と、日本式の入浴を熱望が、「テルマエ・ロマエ」へとつながっていく様子が垣間見えて、あっという間に読み終わりました。
▼読み終わった本
*「走らないのになぜ『ご馳走』? NHK 気になることば」
NHKアナウンス室・編、新潮文庫
2年前に読んだ「『サバを読む』の『サバ』の正体: NHK 気になることば 」の続編。
NHKアナウンス室の「言葉おじさん」こと梅津アナウンサーが、日本語に関するさまざまな疑問やうんちくをまとめた本です。
「へえ」と思う話が満載で勉強になりました。
米朝戦争は、ほんとに起こりそうだというのがちょっと不気味です。
by YAP (2016-08-03 08:06)
YAPさま
ネタバレになるとアレですが、この小説では米朝が正面から全面戦争するわけではなくて、でもそれに匹敵するような重大な事態に陥ります。
「北がどのような国・状態になるのが望ましいのか」は難しい問題ですね。
by Lionbass (2016-08-11 09:52)