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ピアノ協奏曲の楽しみ [音楽・楽器]

先日の虎の門交響楽団定期演奏会でショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏しました。

ショパンのコンチェルトは初めて弾きましたが、なかなか素敵な曲だと思います。

ビートルズの曲を「ピアノ協奏曲」に仕立てた「ビートルズ・コンチェルト」というCDを持っているのですが、この中でいろんな作曲家のピアノ協奏曲のパッセージを「借用」した部分があって、その中にこのショパンの1番を使われているので、今回弾きながらそれを思い出していました。


ザ・ビートルズ・コンチェルト@ロスタル,シェーファー(p)グッドウィン/ロイヤル・リヴァプールpo.

ザ・ビートルズ・コンチェルト@ロスタル,シェーファー(p)グッドウィン/ロイヤル・リヴァプールpo.

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 株式会社EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1991/08/30
  • メディア: CD





今年は、ほかにラフマニノフのピアノ協奏曲を3回やったので、年間14回ほどの演奏会のうち4回がピアノ協奏曲を含むプログラムでした。

去年は、8回の演奏会のうちシューマンの協奏曲を1回弾いただけでしたので、なんとなくピアノ協奏曲をたくさんやったような印象が残りました。

大昔、初めてオーケストラ(長崎交響楽団)に入って演奏会に出演したとき、プログラムはモーツァルトの20番(ニ短調)ベートーベンの3番(ハ短調)というピアノ協奏曲2曲のプログラムでした。
(全然弾けませんでしたけど…。)

なぜこんな変わった選曲になったかというと、(当時聞いたところによると)コンサートマスターが外国人ピアニストと知り合いになり、出演を頼んだところOKになったからという話でした。

そのピアニストは、アフリカの医療に従事したシュバイツァー博士の孫娘だと聞きました。

この演奏会、長崎交響楽団の演奏会記録に出ています
ただし、この記録は細部にいろいろ食い違いがあるようですが…。
(演奏会の日付や曲目などが違っていますが、さすがに記録がきちんと残っていないのでしょう。)

その後も、長崎大学に(高校生の分際で)エキストラ(賛助)として出演してラフマニノフの2番の協奏曲を弾いたり、ベートーベンの第5番「皇帝」を弾いたりしてます。

ピアノ協奏曲は、何と言っても「緩徐楽章」(ゆっくりしたテンポの楽章、通常第2楽章)が素敵だと思います。

ピアノの分散和音を活かした独奏にオーケストラが加わると、ほかの楽器の組み合わせではなかなか実現できない叙情的な音楽になるといつも思います。

ラフマニノフなどのロマン派の曲はもちろん、モーツァルトやベートーベンのピアノ協奏曲の第2楽章もとてもロマンチックだと思います。
つい聞き惚れて、自分のパートを弾き損ないそうになることもあります。

そういえば、このあとしばらくピアノ協奏曲の演奏予定がないような気がします。
まだまだやったことないコンチェルトがたくさんあるのですが…。


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コメント 4

manamana

久しぶりにちゃんと通して聴いてみたくなりました。
by manamana (2010-11-22 06:27) 

Lionbass

manamanaさま
え?いつも主にどんな曲を聴いていらっしゃるんですか?
by Lionbass (2010-11-28 23:02) 

青沢東(QMY)

ショパンは最近通勤途中でジャズ風にして聞いています。ビートルズコンチェルトも興味津々です。あ~、またアマゾンが私を呼んでいる~(笑)。
by 青沢東(QMY) (2010-11-30 00:13) 

Lionbass

青沢東さま
クラシックの曲をジャズ・トリオで演奏したCD、たくさん持ってます。
ビートルズ・コンチェルトはお勧めです。
by Lionbass (2010-12-01 18:14) 

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