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ニ長調とニ短調 [音楽・楽器]

今年出演を予定している演奏会。
まずは2月に1つ、5月に2つ決まってます。
(ほかに5月に吹奏楽の演奏会にも出演予定)

2月のSオケのプログラムは以下の通り。
・シューマン 「マンフレッド」序曲 変ホ短調
・ベートーベン 交響曲第2番 ニ長調
・ドボルザーク 交響曲第7番 ニ短調


5月のKフィルのプログラムはこちら。
・シベリウス アンダンテ・フェスティーボ ト長調
・シューマン チェロ協奏曲 イ短調

・シベリウス 交響曲第2番 ニ長調

5月のT交響楽団の曲目は下記の通り。
・モーツァルト 「魔笛」序曲 変ホ長調
・ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」 ニ長調
・チャイコフスキー 交響曲第1番 「冬の日の幻想」 ト短調

ということで、9曲中4曲がニ長調かニ短調

だからどうということもないのですが、これだけ多くて、しかもシンフォニー(交響曲)ばかりなので、ニ長調/短調の曲がかなり多いような感じがします。


ちなみに、去年は年間に3回も弾いたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がハ短調。
ツイッター・オケは「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕前奏曲」がハ長調、ブラームス交響曲第1番がハ短調でした。
ハ長調/短調の曲が多かった印象。

でも、ブラームスの交響曲第2番がニ長調、「第九」(ベートーベン交響曲第9番)はニ短調だったのですが…。

なんでこんなことを考えたかというと、夏に演奏会を指揮していただく予定の指揮者、飯守泰次郎先生「調性」に関する話を、雑誌「サラサーテ」で読んだからです。

サラサーテ 2011年 02月号 [雑誌]

サラサーテ 2011年 02月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 酣燈社
  • 発売日: 2010/12/29
  • メディア: 雑誌


よく言われるように、調によって「明るい調」とか「堂々とした調」などの『色合い』があって、飯守先生はよくこの調性のことを練習の合間に話すわけですが、この「サラサーテ」にはこの「調ごとの色合い」が図(表)で示されていて、改めて「なるほど」と思いながら勉強した次第。

ちなみに、この「図」(表)によると、ニ長調(#2つ)は「外界との関係は最高潮」「現世とのよいバランス」となっています。
また、ニ短調(♭1個)は「(何かが)得られない」という色合い、感情を表すということです。
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青沢東(QMY)

昔は音階もドレミではなく、イロハだった…とこの間年配の会計士の先生と話をしていましたが、ニ長調とかいうときにはイロハを使うのが残ってるんですね。ちなみに、その先生の年賀状にはイロハでメロディーがつづられたクイズが載っており、その答えがいまだにわからないのがちょっぴり悔しいです。
by 青沢東(QMY) (2011-01-29 19:35) 

Lionbass

青沢東さま「イロハ・・・」=「ABC...」なので分かりやすくはありますけどね。
それよりも、ポピュラー系では英語、クラシックではドイツ語の音名が使われていて、結構面倒なんです…。
by Lionbass (2011-02-05 09:25) 

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