「グスタフ・マーラー」 [読書]
▼読み終わった本
*「グスタフ・マーラー 現代音楽への道」
柴田南雄・著、岩波現代文庫
【帯紹介】
******************************
マーラー生誕150年
その魅力を解きあかした名著
******************************
今年が死去100年で、かなりの『ブーム』になっているマーラーに関する本。
(帯にある「生誕150年」は去年=2010年です。)
元々1984年に岩波新書として出版されたものを、文庫化したものです。
(著者の柴田南雄氏は、日本における音楽評論の大家ですが、1996年に亡くなっています。)
この本では、第二次大戦前の日本におけるマーラー演奏史などにも触れながら、マーラーの作品について詳しく考察しています。
生まれ育った環境など生い立ちや宗教、歌曲と交響曲の関係、声楽入りの曲の歌詞など、かなり知られている内容もありますが、改めて勉強するには最適の本と言えると思います。
日本だけでなく、世界各国でマーラーの作品が頻繁に演奏されるようになったのは、1960年の「生誕100年」がきっかけだったとのこと。
去年は生誕150年、今年は死去100年ということになります。
(マーラーは1860年生まれ、1911年に亡くなりましたが、誕生日前だったのでその生涯は50年ということになります。)
柴田氏は、アマチュアであってもマーラーの交響曲が演奏されるとの情報があれば足を運んでいたとのこと。
(実際、私が学生時代に出演していた演奏会についての記述もあります。)
まあ、マーラーが演奏される機会がまだ少なかったのでできたことでしょう。
現在は、プロ・アマ合わせて1ヵ月に10回以上演奏されることもあるようです。
こうした状況では、柴田氏が「すべての演奏会に足を運ぶ」のは不可能だったのではないかと思うのですが…。
既に書きましたが、去年は2月に交響曲9番、10月に4番を演奏する機会がありましたが、今年7月には5番を演奏する予定になっています。
いろいろ勉強になりました。
▽購入した本
*「資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言」
中谷巌・著、集英社文庫
*「グスタフ・マーラー 現代音楽への道」
柴田南雄・著、岩波現代文庫
【帯紹介】
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マーラー生誕150年
その魅力を解きあかした名著
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今年が死去100年で、かなりの『ブーム』になっているマーラーに関する本。
(帯にある「生誕150年」は去年=2010年です。)
元々1984年に岩波新書として出版されたものを、文庫化したものです。
(著者の柴田南雄氏は、日本における音楽評論の大家ですが、1996年に亡くなっています。)
この本では、第二次大戦前の日本におけるマーラー演奏史などにも触れながら、マーラーの作品について詳しく考察しています。
生まれ育った環境など生い立ちや宗教、歌曲と交響曲の関係、声楽入りの曲の歌詞など、かなり知られている内容もありますが、改めて勉強するには最適の本と言えると思います。
日本だけでなく、世界各国でマーラーの作品が頻繁に演奏されるようになったのは、1960年の「生誕100年」がきっかけだったとのこと。
去年は生誕150年、今年は死去100年ということになります。
(マーラーは1860年生まれ、1911年に亡くなりましたが、誕生日前だったのでその生涯は50年ということになります。)
柴田氏は、アマチュアであってもマーラーの交響曲が演奏されるとの情報があれば足を運んでいたとのこと。
(実際、私が学生時代に出演していた演奏会についての記述もあります。)
まあ、マーラーが演奏される機会がまだ少なかったのでできたことでしょう。
現在は、プロ・アマ合わせて1ヵ月に10回以上演奏されることもあるようです。
こうした状況では、柴田氏が「すべての演奏会に足を運ぶ」のは不可能だったのではないかと思うのですが…。
既に書きましたが、去年は2月に交響曲9番、10月に4番を演奏する機会がありましたが、今年7月には5番を演奏する予定になっています。
いろいろ勉強になりました。
▽購入した本
*「資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言」
中谷巌・著、集英社文庫
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