「ニューヨーカーはどこまで強欲か」 [読書]
▼読み終わった本
*「ニューヨーカーはどこまで強欲か」
ブロノフスキー村中智津子・著、扶桑社新書
【帯紹介】
******************************
まるで「懲りない」人々
「一ヶ月の医療保険料は1800ドル」という恐怖
「借金をすればするほど上がる信用度」という皮肉
******************************
最近、冷泉彰彦の「アメリカは本当に『貧困大国』なのか?」とか、堤未果氏の「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカII」「アメリカから<自由>が消える」など、アメリカ社会の現状に関するルポを何冊か読んできました。
これらの本に比べ、今回の「ニューヨーカーはどこまで強欲か」は、より中立的というか、イデオロギー的な『先入観』なしに、アメリカ社会の問題点をえぐり出しているような気がしました。
著者はオーストラリア人の夫と結婚し、コネチカット州に住んでいる神奈川県出身の女性。
いくつかの媒体に、アメリカ社会に関するコラムなどを執筆しているということです。
この本で描かれているのは、ニューヨーカーたちの金銭感覚に始まって、大学入学や学費に関するお話や、健康保険の問題など、前記のいくつかの本でも取り上げられていた問題。
決して『アメリカ批判』の本ではありませんし、著者は決してアメリカを嫌いなわけではないと主置いますが、読後感はやはり「アメリカには住みたくないかも」というものでした。
(堤未果氏の著書を読んだときもそうでしたが、ちょっと影響され過ぎかも…。)
▽購入した本
*「日本の鉄道 乗り換え・乗り継ぎの達人」
所澤秀樹・著、光文社新書
*「ニューヨーカーはどこまで強欲か」
ブロノフスキー村中智津子・著、扶桑社新書
【帯紹介】
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まるで「懲りない」人々
「一ヶ月の医療保険料は1800ドル」という恐怖
「借金をすればするほど上がる信用度」という皮肉
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最近、冷泉彰彦の「アメリカは本当に『貧困大国』なのか?」とか、堤未果氏の「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカII」「アメリカから<自由>が消える」など、アメリカ社会の現状に関するルポを何冊か読んできました。
これらの本に比べ、今回の「ニューヨーカーはどこまで強欲か」は、より中立的というか、イデオロギー的な『先入観』なしに、アメリカ社会の問題点をえぐり出しているような気がしました。
著者はオーストラリア人の夫と結婚し、コネチカット州に住んでいる神奈川県出身の女性。
いくつかの媒体に、アメリカ社会に関するコラムなどを執筆しているということです。
この本で描かれているのは、ニューヨーカーたちの金銭感覚に始まって、大学入学や学費に関するお話や、健康保険の問題など、前記のいくつかの本でも取り上げられていた問題。
決して『アメリカ批判』の本ではありませんし、著者は決してアメリカを嫌いなわけではないと主置いますが、読後感はやはり「アメリカには住みたくないかも」というものでした。
(堤未果氏の著書を読んだときもそうでしたが、ちょっと影響され過ぎかも…。)
▽購入した本
*「日本の鉄道 乗り換え・乗り継ぎの達人」
所澤秀樹・著、光文社新書
ニューヨークはアメリカの中でも特殊な都市ではないでしょうか。
日本でも東京は他の大部分の地方から見ればずいぶんと特殊な街ですし。
by YAP (2011-05-10 08:12)
ニューヨークも、ニューヨークの中心に住んでる人が
そんな感じなのかもしれませんねぇ・・・。
ドラマに影響されてるかもしれませんけど、セックスアンドシティとか
見てても、なんとなく独特な雰囲気があるような気がします。
ただ、ひとくくりにしないでよ!って声も聞こえてきそうですけど(^^)
by junko (2011-05-11 12:56)
YAPさま
おっしゃる通りなんだと思います。
著者もその辺は分かって書いているようです。
by Lionbass (2011-05-15 11:59)
junkoさま
東京でもいろんな人いますからね。
でも「全体の傾向」みたいなのも確実にあるとは思いますし…。
by Lionbass (2011-05-15 12:30)