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ハーディング=新日フィルのマーラー5番を聴く [音楽・楽器]

ハーディング=新日フィルのチャリティーコンサートを聴いてきました。
曲はマーラーの交響曲第5番です。

今年マーラー5番を聴くのは4回目

2月にブルミーネフィルというアマチュアオーケストラ、5月には「モーニングフィル」(アマオケ)と読売日本交響楽団を聴きました。
来月、自分でも演奏することになっているので勉強も兼ねているわけですが、こんなに同じ曲を聴くことはめったにありません。
マーラーは去年が『生誕150年』、今年は『没後100年』ということで、それだけ演奏会が多いということですが…。

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ダニエル・ハーディング&新日本フィルハーモニー交響楽団
チャリティーコンサート
日時:2011年6月20日(月)19:15開演(実際は10分遅れ)
会場:すみだトリフォニーホール
指揮:ダニエル・ハーディング
曲目:エルガー 変奏曲「エニグマ」より「ニムロッド」<震災犠牲者追悼>
   マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調
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IMGハーディング=新日フィルプログラム.jpg

まずエルガー「エニグマ変奏曲」より「ニムロッド」が震災犠牲者追悼のために演奏されました。

そしてマーラーですが、全体として丁寧な好演だったと思います。
冒頭のトランペットや3楽章の独奏ホルンも、クセのない、安心して聴ける演奏でした。

迫力不足というか、迫ってくる感じがやや足りないという感じもしました。
かなり抑制ぎみというか…。
でも、先月聴いた読響よりは、こちらの方が好みかな、と思いました。
(あくまで個人的な好みの問題です。)

終演後、観客の多くが立ち上がり、拍手が鳴り止まないので楽員が退出したあともハーディングが舞台に呼び戻されていました。
終演後にはロビーで募金呼びかけも行っていました。

この演奏会、実は大地震の起きた3月11日と翌日の12日に行われる予定でした。
地震当日(夜)は、演奏会を開いたものの聴衆は100人程度。
そして翌日(土曜日)は中止になっていました。

このため、指揮者・ハーディングの強い意向で今回のチャリティーコンサートが開催されたそうです。
ハーディングへの称賛は、こうした姿勢への支持も含まれていたのだと思います。


<以下追記>
弦楽器は『対向配置』でした。

気になったのは舞台上の配置のアンバランスさ。
上手(向かって右)奥が広く空いているのに対し下手は過密状態。
コントラバスの第4プルトは、出入り口付近に無理して位置している(座っている)感じで、照明も当っていませんでした。
さすがにあれはどうなんだろう…という感じ。

新日フィルですから、普段の練習からこのホールを使っているはずですが、もう少し何とかならないのか、と思いました。
<追記終わり>

ところできのうは、会場に向かうのにひと苦労がありました。
仕事を切り上げ、錦糸町に向かうため新橋からJR総武快速線(地下)に乗ったところ、東京駅手前でストップ。
「亀戸駅で総武線各駅停車が人身事故。運転再開は1時間後」ということで、秋葉原経由というルートも使えないようです。
東京駅手前で5分ほど止まってましたが、ようやく動いてホームへ。
本来成田空港行きだったのが、東京駅で運転打ち切りになってしまいました。

とっさに鉄っちゃんとしての知識を総動員し、代替ルートを計算。
総武線地下ホームから近い東京メトロ丸ノ内線の東京駅へ向かい、大手町まで1駅乗車。
半蔵門線に乗り換えて錦糸町に向かい、開演5分前の19:10に到着しました。

トリフォニーへ向け走っていると、係の人が「開演10分遅れ」とお知らせしてました。
ということで、なんとか間に合いました。
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