気仙沼の津波被害に言葉を失う【東北出張記(2)】 [ニュース・国際情勢]
「福島市内は一見普通だが…【東北出張記(1)】」から続きます。
福島での予定を終え、新幹線で仙台に移動。
会議などがあって、さらに翌日には地震・津波の被災地を訪れました。
マイクロバスで高速道路を北に向かいます。
路面の段差はだいぶ少なくなっているようです。
宮城県気仙沼市の鹿折(ししおり)地区にバスが入ると、とたんに言葉を失うような光景が広がります。
海岸から500m以上あると思われる場所まで運ばれていたかなり大きな船が、どんと鎮座しています。
この船のある場所のすぐそばには、JR大船渡線の鹿折唐桑駅があります。
以下、鹿折地区の様子。
倒壊しなかった建物も、漂流物がぶつかったためなのか、大きく壊れています。
これでも、がれきはかなり運び出されたようですが、まだまだ車や建物の残骸が残されています。
一方こちらは、市街地を見下ろす高台から。
中央に見える魚市場では、ようやく漁獲物の取引が始まったということです。
被害の様子などを分かるように表示した「被災地図」を参考にしながら…。
気仙沼では震災当日、市内のあちこちから火の手が上がったのですが、船舶の火災も多かったそうです。
(つづく)
福島での予定を終え、新幹線で仙台に移動。
会議などがあって、さらに翌日には地震・津波の被災地を訪れました。
マイクロバスで高速道路を北に向かいます。
路面の段差はだいぶ少なくなっているようです。
宮城県気仙沼市の鹿折(ししおり)地区にバスが入ると、とたんに言葉を失うような光景が広がります。
海岸から500m以上あると思われる場所まで運ばれていたかなり大きな船が、どんと鎮座しています。
この船のある場所のすぐそばには、JR大船渡線の鹿折唐桑駅があります。
以下、鹿折地区の様子。
倒壊しなかった建物も、漂流物がぶつかったためなのか、大きく壊れています。
これでも、がれきはかなり運び出されたようですが、まだまだ車や建物の残骸が残されています。
一方こちらは、市街地を見下ろす高台から。
中央に見える魚市場では、ようやく漁獲物の取引が始まったということです。
被害の様子などを分かるように表示した「被災地図」を参考にしながら…。
気仙沼では震災当日、市内のあちこちから火の手が上がったのですが、船舶の火災も多かったそうです。
(つづく)
震災から4ヶ月たつというのに、復興はなかなか進まないですね。
永田町は対策そっちのけで政局ごっこを続けていますし。
美しい街並みが戻るのはいつの日か、被災者の方々の痛みがまだ続くのかと思うと、胸が苦しくなります。
by YAP (2011-07-19 07:55)
震災から四ヶ月が経ちますが、
まだまだ地震の爪痕は生々しく残っているのですね。
道に鎮座した大きな船は、動かすのが大変そうですね。
その場で解体してしまうのでしょうか。。。
by あおたけ (2011-07-19 09:04)
地元の人たちの努力の賜物なんでしょうね。
3月にテレビでよく目にした映像よりは、少し片付きつつあるのかなぁと
感じます。
最近、写真や映像では伝わらない「臭い」ということを考えます。
by junko (2011-07-21 02:02)
YAPさま
三陸に行ったことなかったので、震災前の様子を想像しながら風景を見ました。
今後、何度も訪れなければと思いました。
by Lionbass (2011-07-22 17:56)
あおたけさま
がれきが少し片付いただけで、まだまだという印象でした。
船には詳しくないので、いったい何トンくらいの大きさなのかも分からないのですが、動かすのは相当大変そうですね。
by Lionbass (2011-07-22 17:59)
junkoさま
臭いや粉塵、ハエは心配していたのですが、ほとんど気になりませんでした。
被害のすさまじさは想像以上でしたが…。
でもこれまで映像や写真で見ていたので、ショックは少し緩和されたような気がします。
by Lionbass (2011-07-22 18:01)