什刹海のほとりで生ビールと四川料理【2年連続夏休み中国旅行記(14)】 [旅行・乗り物]
「胡同と琉璃廠とチャルメラのリード【2年連続夏休み中国旅行記(13)】」から続きます。
北京滞在実質4日目の8月23日（火曜日）のつづき。
前門大街から琉璃廠を経て胡同を歩き回り、和平門の全聚徳（北京ダック店）まできたところで、タクシーを拾い、次の目的地に向かいます。
タクシーがなかなか捕まらないうえに、途中、東西のメインストリート・長安街を南から北へ突っ切る際、信号待ちが長くてなかなか到着しません。
たぶん、わずか2kmくらいしかないと思うのですが、30分近くかかったでしょうか。
北海公園の南側に到着です。
「北海」の南には「中海」と「南海」があって、合わせて「中南海」というわけですが、これは共産党の幹部がいる「中国の中枢」の代名詞です。
モスクワで「クレムリン」などというのと同じと考えてよいでしょう。
もちろん、この「中南海」には普通入ることができません。
北京に駐在していたころ、日本から要人が訪問したのに同行して、1度か2度足を踏み入れたことがありますが…。
北海の一帯は公園になっていて、北京市民の憩いの場になっています。
本当はタクシーで北海公園の北側に行って欲しかったのですが、行き先を変更するとまた時間がかかりそうだったので、南側で降りて、公園の中を歩くことにします。
しばらく、公園の中の写真をご覧ください。
北海の北側には、さらに「池」があって、前海と后海と言います。
合わせて什刹海(Shichahai)と呼ぶそうです。
そのほとりは近年、整備が進んで観光客向けのお店なども増えていて、特に夜になると多くの市民や観光客が訪れるそうです。
午後2時を過ぎていて、おなかも空いたので、池のほとりの席が空いているこちらの店に入ります。
「嶽麓山荘」という四川料理のお店です。
座席に着くと、すぐそばに蓮の花が咲いています。
早速ビールを注文。
今回の銘柄はバドワイザーの生ビール。
これも中国で現地生産しているものだと思います。
ビールに合う料理を注文。
こちらは豚肉（三枚肉）とピーナツの炒め物。
見た目、辛いのかと思ったのですが、赤く見えるのは唐辛子ではなくパプリカか何かで、全然辛くありません。
豚肉の旨味が引き出されていて、まさにビールにピッタリ。
そしてこちらは、豆腐に片栗粉かなにかをまぶして揚げたもの。
（だし汁に浸っていれば揚げ出し豆腐ですが…。）
こちらもビールにはとってもいい相性。
そして、チャーハンは木製の桶のような容器に入って出てきました。
これもなかなかのお味ですが、もうお腹いっぱいで…。
ちなみに、去年もどこかで同じ文字を見ましたが、「耐の錮」という中国でおなじみの怪しい日本語が刻印されてます。
食べ終わって、前海のほとりを歩くと、またも全聚徳発見。
今回の旅行で4店目でしょうか…。
近くの胡同方面に歩くと、清の時代の皇族の住居だった恭王府があります。
観光地になっていて、多くの人が訪れてます。
このあたりは、自転車タクシー（？）による「胡同ツアー」のコースになっています。
観光客を乗せた自転車がひっきりなしに通ります。
駐在していたころ（15年以上前）に体験したことがあるのですが、こんなにウジャウジャいなかったような気がします…。
（つづく）
北京滞在実質4日目の8月23日（火曜日）のつづき。
前門大街から琉璃廠を経て胡同を歩き回り、和平門の全聚徳（北京ダック店）まできたところで、タクシーを拾い、次の目的地に向かいます。
タクシーがなかなか捕まらないうえに、途中、東西のメインストリート・長安街を南から北へ突っ切る際、信号待ちが長くてなかなか到着しません。
たぶん、わずか2kmくらいしかないと思うのですが、30分近くかかったでしょうか。
北海公園の南側に到着です。
「北海」の南には「中海」と「南海」があって、合わせて「中南海」というわけですが、これは共産党の幹部がいる「中国の中枢」の代名詞です。
モスクワで「クレムリン」などというのと同じと考えてよいでしょう。
もちろん、この「中南海」には普通入ることができません。
北京に駐在していたころ、日本から要人が訪問したのに同行して、1度か2度足を踏み入れたことがありますが…。
北海の一帯は公園になっていて、北京市民の憩いの場になっています。
本当はタクシーで北海公園の北側に行って欲しかったのですが、行き先を変更するとまた時間がかかりそうだったので、南側で降りて、公園の中を歩くことにします。
しばらく、公園の中の写真をご覧ください。
北海の北側には、さらに「池」があって、前海と后海と言います。
合わせて什刹海(Shichahai)と呼ぶそうです。
そのほとりは近年、整備が進んで観光客向けのお店なども増えていて、特に夜になると多くの市民や観光客が訪れるそうです。
午後2時を過ぎていて、おなかも空いたので、池のほとりの席が空いているこちらの店に入ります。
「嶽麓山荘」という四川料理のお店です。
座席に着くと、すぐそばに蓮の花が咲いています。
早速ビールを注文。
今回の銘柄はバドワイザーの生ビール。
これも中国で現地生産しているものだと思います。
ビールに合う料理を注文。
こちらは豚肉（三枚肉）とピーナツの炒め物。
見た目、辛いのかと思ったのですが、赤く見えるのは唐辛子ではなくパプリカか何かで、全然辛くありません。
豚肉の旨味が引き出されていて、まさにビールにピッタリ。
そしてこちらは、豆腐に片栗粉かなにかをまぶして揚げたもの。
（だし汁に浸っていれば揚げ出し豆腐ですが…。）
こちらもビールにはとってもいい相性。
そして、チャーハンは木製の桶のような容器に入って出てきました。
これもなかなかのお味ですが、もうお腹いっぱいで…。
ちなみに、去年もどこかで同じ文字を見ましたが、「耐の錮」という中国でおなじみの怪しい日本語が刻印されてます。
食べ終わって、前海のほとりを歩くと、またも全聚徳発見。
今回の旅行で4店目でしょうか…。
近くの胡同方面に歩くと、清の時代の皇族の住居だった恭王府があります。
観光地になっていて、多くの人が訪れてます。
このあたりは、自転車タクシー（？）による「胡同ツアー」のコースになっています。
観光客を乗せた自転車がひっきりなしに通ります。
駐在していたころ（15年以上前）に体験したことがあるのですが、こんなにウジャウジャいなかったような気がします…。
（つづく）
公園の写真を見ていると、のんびりした気分になりますが、
人がたくさん写っている写真を見ると、せかせかした気分になっちゃいますね。
勝手な先入観ですけど、中国人さんはせかせかしているイメージがあって（＾＾；
by junko (2011-09-15 22:25)
開放的な雰囲気で、蓮を見ながらバドワイザー♪いいですねぇ～
お豆腐の揚げ物が気になりました！
by ぬれぴよこ (2011-09-15 22:47)
junkoさま
個人的には「日本も中国も、都会の人はせっかち」じゃないかと思ってます。
まあ「決まりを守らずに我先に殺到する」という傾向は、やはり中国の方が強いかもしれません。
生存競争が厳しいですからね…。
by Lionbass (2011-09-19 22:34)
ぬれぴよこさま
午後2時過ぎてたのでお店もすいてて、ゆったり気分でした。
このお豆腐料理、初めて食べましたが豚肉料理ともどもヒットでした。
by Lionbass (2011-09-19 22:37)